「KY」でも許される条件 ~ 「篤姫」NHK大河ドラマを見て [息抜き!?]
以前も、「世の中に蔓延する何となく・・・」という空気をぶち破る「KY(空気読めない)人間」がいなければ人間社会に進歩はない!という趣旨の日記を書きました。
いましたよ、幕末の日本には!そんな素敵な「KY人間」が。
そう、篤姫様(宮﨑あおい演)です!
大河ドラマを見ていると実に痛快!
高橋英樹演じる眉毛の立派な島津斉彬公に対しても、頑固な攘夷論者の文字通り最右翼である水戸斉昭公に対しても、周りの心臓が止まりそうな直言をズバズバ!!
そんなことこんな場面で、まして、こんな相手に言わないでしょ、普通!
そう、とんでもない「KY(空気読めない)さん」です。
でも許されちゃう。
なぜ許されるか?
答えは・・・
かわいい、愛おしいから
でしょう。
かわいい、というのは、宮崎あおいさんの見た目がかわいいというのは(このブログで宮崎あおいさんが3回目の登場であることも)一旦別に置くとして、篤姫の「在り方がかわいい、愛おしい」からです。
篤姫本人が意識するかしないかは分かりませんが、「若く美しい女子が大物に直言し、直言はまたよく考えられたものであって、本質を突いている。」という状態。
このような在り方の女子はかわいい、というか、愛おしいというか、誰も危害を加えられない気持ちになるのではないでしょうか。そういう存在を失うのは惜しい、と人に思わせる魅力があるからなのではないでしょうか。
世の中の大勢に逆らっても、真理を訴えることは、非常に重要なことです。
だがそれには力がいるのです。
人並みならぬ力、何らかの力を持たねばなりません。
たとえば、「イケメンである」も一つの要素です。
イチローや、ゴルフの今田竜二(米ツアー優勝)のように「一芸を極めている」も一つの要素。
だが、イケメンでなくても一流アスリートでなくても有名人でなくても、私には私の、あなたにはあなたの「力」があり、努力次第で人が認める「力」になりえる。
「愛嬌」や「度胸」だって男女問わず「力」になりえる。
そして、人間の力ですから、やっぱり「よく考えること」を磨くこと、これは言うまでもなく大きな「力」です。「学歴」や「テストの点数」ではなくて、「考える姿勢」が「力」だと思います。
→そう、なんやかんや言って、篤姫はよく考えています。考えているから愛おしいのではないか、と宮﨑あおいのおでこを見て思います。
すなわち、この日記で言いたいこと、自分自身にも言いたいことは、
時にはKY(空気読めない)になっても正しいと信じることを言わなければならない!!
と言うことに加えて、
それを人から「ただのKYだ」と言われない(人が自分をそんな風に扱えない)「篤姫パワー」を身につけなければならない!!
ということであり、
「篤姫パワー」を自分に合った形で日々の努力により培うことが大事!!
ということです。
更に砕いて言えば、「輝いている人が言えばKY発言もKY発言でなくなるかも!?」みたいなことで、だから、日々(もっともっとやれることをやって)自分を磨きもっともっと輝きたい!キラキラパワーで日本を世界を変えたい!!ファイト!!俺!!
そんな風に篤姫を見て思ったのでした。
2008-05-20 11:00
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コメント(4)
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KYブーム?て同調圧力や流れに逆らうなでなく、人に対する配慮もしましょうねていうほうがよさそうに思えます。
叩かれたくなくて、誰か叩いたり疑問もたず同調したりするんでしょうか。
うちは引き続きこの問題をいろいろなとこから取り上げたいです。
by ayu15 (2008-05-20 21:42)
山田ズーニー氏は著書『あなたの話はなぜ「通じない」のか?』の冒頭でこんなことを書いています。
時として、内容よりも発信主=誰がそれを言っているかの方が重要な時がある。例えば、
ついに宇宙とコンタクト(日本経済新聞)
ついに宇宙とコンタクト(東京スポーツ)
この2つは受け止めがまったく異なる。
つまり、あの人は信頼できると他人に思ってもらえないと、どんな意見も通じにくい。山田氏はこれを「自分のメディア力を上げる」という言葉で表現しています。http://www.1101.com/essay/
宮崎あおいのルックスはさておき、話を聴いてもらえるような存在になるというのは有用なことですよね。
by shira (2008-05-22 22:34)
KYにされようが信念貫く勇気です。
今晩24日夜22時NHK-FMで放送されるのが、おすすめです。
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2007-10-06
お時間とれるようでしたらぜひどうぞ。
by ayu15 (2008-05-24 20:05)
ayuさん
いつもありがとうございます。良いお話に勇気づけられますし、それだけでなく、自分の現実の生活の中で、真剣に考えて、自分の思うところをしっかり言っていきたいものだ、とおもいます。
shiraさん
ありがとうございます。
地道な努力も含めて、話を聴いてもらえる、つまり、話しを聴く相手の身になって「聴こうと思える」ような存在になる、なり、(ギャグや「つかみ」をどうするかも練って)それだけの準備をする、なり、そういったことが何事によらず大事だと思っています。
特に、大勢と違う視点を打ち出すときには、「お!?」と思ってもらえるようなやり方(自分の存在、伝え方の手段、・・・)を工夫することが大事だとおもいます。
山田さんの言われること、本当に重要だと思います。
by hm (2008-05-27 11:22)