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2023年もお世話になりました。 [弁護士業について]

 今日が27日、当事務所の執務もあと2日になりました。

 今年も沢山の方々にお世話になり、貴重な関り、やりがいのある仕事を沢山させていただきました。
 本当に感謝申し上げます。


 神戸むらかみ法律事務所は、2年目となり、当事務所のスタイルも確立されてきつつあります。

 
 この2年でも、仕事の幅は広がりました。

 ビジネスをサポートする法務では、クライアントの業種も様々で、一般的な企業の他、学校や病院、また、産学連携のスタートアップなど、それぞれに大事にする価値や、法的な面、権利の面で気を付けるべき点があり、充実しています。

 個人をサポートする法務では、案件としては、相続、交通事故、離婚、不動産関係など、以前から取り組んできたものと変わりませんが、これも内容が重厚な案件の割合が増えてきました。
 基本的に、自分に縁のある方の案件を中心にしているので、困りごとの大小問わず、出来ることをさせていただいています。
 自分の年齢も上がり、そうすると、日ごろお付き合いさせていただいている方も私に近いか、やや上の年齢の方になります。
 そういう年齢の人に起こりやすい人生のイベントとなると、たとえば、親御さんの相続であったり、やはり、一生の一大事になることが多いですから、やはり、重みを感じる案件の割合が増えるわけです。

 
 こういったリーガルサポート(法的な支援)を、弁護士としては私一人で行っていますから、隅々まで自分が責任を持ってみることができる、というメリットがある反面、「量」としてはもちろん限界があります。

 従って、現在の「神戸むらかみ法律事務所」は、インターネットで積極的に広告をして、沢山の方の案件を受ける、というスタイルは取れません。
 といって、門戸を閉じているわけではなく、私と面識のない方でも、webサイトから問い合わせていただければ、できることはさせていただきますが、ほとんどは、元依頼者、知人からの紹介など縁のある方の案件で、

「自分が責任をもって引き受けられる案件を丁寧に」

をモットーにさせていただいています。

 これから、当事務所も、私以外の弁護士に加入してもらい体制を強化したいという展望はありますが、「急拡大」は考えておらず、「丁寧に」「緩やかに」拡大することに重きを置くつもりです。

 
 弁護士1人といっても、当事務所では、パラリーガル(弁護士秘書)常勤は2名のサポートを私は受けており、とことん、私が「実質的なことだけ」に集中できる状態になっています。
 これは、私個人にとって何よりもありがたいことで、また、依頼者に対するサービスの質を最良にするためにも最も良いことです。
 当事務所の最大の強みの一つです。

 
 弁護士業務以外では、今年は、神戸モーニングロータリークラブの会長を務めています。
https://h-m-d.blog.ss-blog.jp/2023-07-14 (就任時のブログ記事)
 毎週木曜日の朝7時から、比較的若い経営者中心とした奉仕団体の活動です。
 様々な業種の方々のお話を伺ったり、世界の動きに触れることも、大変刺激的です。


 スポーツクラブに週3,4日通っているのと、弁護士会の野球チームの活動、ゴルフも沢山できました。身体を動かすことは本当に気持ちがいい。

 また、この数年私が関心を寄せていることは、

スマホ、ネット社会の中で、人が集中力を失って、生きている喜びを得にくくなっていないか?

そのなかで、生きている実感を取り戻す方法とは?

というテーマです。

 スマホ用の「タイムロックコンテナ」というものを最近購入しました。
 これは、スマホを箱に入れて、例えば「8時間」などのタイマーをかけてロックしてしまう、というものです。
 夜間8時間はスマホとおさらばできる、という代物ですが、これがとても良いです。
 SNSの動きや、他人からのLINEの有無を全く気にすることのない、つまり、スマホ出現以前の静かな夜が戻ってきました。

 今読んでいる本は、「静寂の技法」(ジャスティン・ゾルン著)です。


静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力

静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力

  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2023/09/06
  • メディア: Kindle版



 現代社会の中で、「静寂」とか「間」というものを大切にすることの重要性が書かれています。
 この本の中で、次のようなガンジーの言葉が紹介されています。
「幸せとは、考えることと言うこととやることが調和しているときを指す」という言葉。
 スマホを一日中見ていると、これらはバラバラになります。「歩きスマホ」など典型です。
 
 いみじくも、私が、新事務所を立ち上げる準備をしていた2022年の正月のブログでこんなことを書いていました。
 
 https://h-m-d.blog.ss-blog.jp/2022-01-07
(引用)
今回の紅白のアーティスト、司会のみなさんの姿をみて、改めて、「心」「体」「言葉」が一致する状態こそが人のベストパフォーマンスを産む、また幸せな状態である、と感じています。
 自分自身がこの一致状態にあり、また、自分だけでなく多くの人がそんな良い状態でおられる世の中を作る、そんな場を作ることを今年はテーマに励んでいきたいと思います。
                                 (引用終わり)


 自分も色んな経験を経て、

「心」「体」「言葉」が一致する

ということの大切さを感じるに至り、そのことが、今の自分の在り方、事務所の在り方に繋がっています。
 今日まで知らなかったのですが、上のガンジーの言葉も同じ意味だと理解しています。


 ここで「言葉」に関して。
 10月から新たなチャレンジをしています。
 kaeka というスピーチトレーニングのオンライン講習(半年コース)を受講中です。
https://kaeka.jp/

 元・浜学園(学習塾)講師であり、学生・生徒の時代から「口から生まれてきた」(実際逆子だったので、それに近い)と言われてきた私なので、「しゃべり」は得意分野と思ってきました。
 
 が、私でも、やはり人生経験を重ねるにつれ、自分のしゃべりが「まどろっこしい」と感じるときが出現してきました。
 また、自分のしゃべりは「自己流」であるし、「勢いで誤魔化す」癖や、「強弱」の「弱」の表現が乏しいということも、一度ちゃんとしたトレーニングを受けたら変わるのでは?と思ったきっかけです。
 さらに、「えーっと」「まあ」「あのー」とか、「~がですね、~ですね」といった、意味のない発語(フィラーといいます)などを減らすこと訓練したかったのです。

 そんなわけで、月2回3時間のクラストレーニング、月2回1時間のパーソナルトレーニングを受けているのですが、これが新鮮で、「言葉」の研ぎ澄まし方が分かります。
話す時の「間」の取り方など、今まで意識したことのなかったことにもトライしています(まだ試行錯誤もしているので、かえってぎこちなくなっているときもありますが、ご容赦ください)。
 「心」と「身体」と一体になった「言葉」にしていく、そういう心構えのようなものができてくると、「言いたいこと」が明確になります。
 こういうトレーニングを通しても、自分の中で色んなものが繋がってきて、本当にいい一年だったなあ、と思っています。

 来年も、こうした自分を充実させることと、それを社会に出会う人の役に立てることを実現していきたいと思っています。

 とにかく、今このような心境でおれることについて、家族、事務所の皆さん、依頼者の方々、友達、知人、弁護士仲間、ロータリークラブほか各種団体でご一緒させていただいている皆さんのお陰に他ならず、ただただ感謝です。

 今後ともどうぞよろしくお願いします。
  
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神戸むらかみ法律事務所1周年 [弁護士業について]

 新事務所を設立して1年になります。
 もう1年経ったか、と思うとともに、もうずっとこの事務所でやっているような気にもなっています。

 現在、弁護士は私1名の事務所です。常勤の事務員(パラリーガル)は2名です。
 私としては、大変居心地がよく、仕事がしやすい環境になっています。

 私にとって仕事がしやすい、とは何かというと、仕事が効率的に進み、弁護士が一番頭を使わなければならないことに集中できるということです。
 つまり、雑念の入る余地が少なく、「一つ一つの案件をどうしたらよいか」に全力で向き合える、ということ。
 弁護士が仕事をするために、こういう環境が必要だということは誰もが頷くことだと思います。
 が、実際、これまでの経験上、それは実現できることもあれば、実現できないこともあることがよくわかっています。


 事務所の作り方、運営の仕方にもよるところがありますが、私としては、

現に依頼を受けている事件に丁寧に向き合い、最善のサービスを提供すること

という、至極当たり前の点を第一に事務所運営をしています。
 
 弁護士の人口も増えて「競争激化」などとも言われます。
 弁護士も「営業」「集客」しなければならない、という声も聞かれます。そんなことで「集客サービス」のような広告も来ます。

 しかし、考えてみれば、弁護士一人一人が受任できる事件の数には自ずと限界があり、また、良い仕事をするために最適の仕事量ということで考えれば、「何でもいいからたくさんの事件の依頼を受けよう」などと思って「集客」をすることは、むしろ雑念を増やすばかりで、私の大切にしたい、仕事への集中力を削ぐことになります。

 今も、毎日、仕事はたくさんあり、やるべきことが絶えることのない状態ですが、かといって多すぎることもありません。
 新件を受けることも十分可能ですし、敏速なレスポンスが可能です。
 これまで20年以上の弁護士生活のなかで、案件数としては今まで通しての平均くらいですが、内容は大型であったり、かなり奥深いものの割合は増えています。
 
 ワークライフバランスも今は最適です。
 夜間や土日祝は、トレーニング、野球、ゴルフなどのスポーツ中心で過ごしており、リフレッシュ(というより、熱中)しています。

 
 この事務所においては、「営業」というのも、現在のところ、


一件一件にしっかり取り組み、それを通じて、関わった人に信頼していただくこと

信頼していただいた方からの紹介等で、また新たな顧客・案件と巡り合うこと


を中心に据えて、中長期的に堅実な発展をしていくことがベストである、と考えています。


 以上のような状況で、とにかく、新事務所1年目は、弁護士として最適な環境を整えるという意味で理想的なスタートを切ることができました。
 ひとえに、支えて下さった、応援して下さった、また、当事務所・私を信じて依頼してくださっている皆様のお陰です。
 感謝しかありません。
 
 良い環境がある、その環境での毎日が日常になった。
 そうなればこそ、思い切った飛躍もできる、というもの。
 感性豊かなままに、社会に、人々に自分の持てるものを還元できることを見つけ、また新たな善いことを考えて励んでいきたいと思っています。

 当事務所2年目以降もどうぞよろしくお願いします。

                       神戸むらかみ法律事務所
                        代表弁護士  村上 英樹
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本年もありがとうございました。 [弁護士業について]

 早いもので本日で今年の仕事納めになります。

 何といっても今年は「神戸むらかみ法律事務所」を開所し、新しい出発に、皆様の暖かい励ましの声など頂きました。
 
 弁護士歴23年目ですから、新事務所開設と言っても、「フレッシュ感」があるのかないのか分からないような気が自分でしていましたが、想像以上に、この新事務所開設を多くの方が喜んで下さり、また、その機会に、久しぶりの方にもお目にかかれたことが大変感慨深かったです。

 仕事の内容は、企業法務から、個人の実生活に密着した案件まで、ますます総合的になりました。
 「総合的」ですが、「薄く広く」という感じではありません。
 ここ数年間は、意識的に企業法務の案件の割合を増やしてきましたが、それでより明確に見えてきたのは、企業法務にも個人の案件にも共通するものでした。

 弁護士業というのは、アクロバティックな技を披露するような種類のことではなく、「誰にでも分かるはずの道理」を一つ一つ積み重ねて、あるべき解決に着実に道筋をつける仕事です。
 「この分野に経験がある」と言っても、一件一件違いますから、やはり、常に文献や裁判例に当たって調べながら事件にあたります。
 
 企業にしても、個人にしても、その案件のことだけではなく、ご自身がどのような生き方をしていきたいかということを踏まえて、最適な解決方法を一緒に考えていくということに尽きます。
 そして、そのために必要なポイントについて、法律知識、判例、学説などを調べたうえで、その企業・個人にとって価値のある解決につながりやすい道を探っていきます。

 また、企業法務といっても、動かしているのは「人」ですので、代表者や担当者の方と色んなやり取りを通じて「心を通わす」ことが何より大切。
 やはり、すごく「人間味のある」仕事です。

 以上は抽象的な話ですが、仕事の具体内容として今年力を入れた分野を2つピックアップすると次の通りです。

1 不動産の「共有」状態の解消
 相続が絡む場合など、土地や建物が他人と「共有」になっているために起こっている問題が非常に多いです。
 「財産があるのに使えていない」というケースも多く見受けられます。
 そんな不動産を使える状態にしたり、または、売却して金銭に代えて、生活その他をしやすくする手助けをする案件が多くありました。
 理屈だけではなく、関係する人それぞれの情がからみますので、依頼者・相手方それぞれの立場をよく慮って、丁寧に対応することが大切だと感じています。
 
 事務所コラムでも「共有」について書きました。
 「不動産の共有解消がしやすく~2021年民法改正」
 https://kobem-law.com/news/column/347/

2 企業の顧問業務(顧問弁護士)
 たとえば、契約書整備などについて、ネット上で見つけられる「ひな型」で形は整います。
 しかし、自社が事業をするうえでの本当のポイントを押さえたものに「カスタマイズ」できている企業は、特に中小企業では少数です。
 また、契約書を整備したりチェックしたりするプロセスで、代表者や担当者の方と、契約書の文言の理解を共通のものにしていくこと。これも大変大切です。
 
 企業経営の中で、訴訟案件ではないのですが、クレームを受けたり、社内でトラブルがあったり、そういった場合の対応も必要になってきます。
 そういう場合「事を大きくしたくない」というのは当然なのですが、「どういう考え方で臨むか」がハッキリしていないと判断に迷うことになります。
 このような場合の企業の相談相手となって、法を踏まえたうえで、企業自身の大切にしたい価値を実現できるような「指針」を確認する、ということをお手伝いしています。
 穏当に早く解決できるものはそうすべきことがほとんどですし、その案件は解決するとしても、それだけではなく、根本的な方針を確認する、必要あれば見直す、ということもあります。
 
 
 以上のように、仕事については大変充実した内容で、来年も引き続き皆様のお役に立てるよう励んでいきます。
 幸いにして、今年、自分自身が弁護士として最も力を発揮できる環境を整えることができましたので、それを活かして、多くの皆様の幸せに還元できるように努めたいと思います。

 仕事以外の生活も大変充実していました。
 コロナによる制約のストレスはありますが、できないことを数えるのではなくて、できることを精いっぱいやろうといつも思っています。
 趣味の草野球もほぼ毎週土曜日できましたし、2日に1回くらいの割合でスポーツジムでのトレーニングもしています。
 トレーニングも、ストイックにやっているという感じではなくて、それ自体が仕事の疲れをいやしてくれます。
 本もたくさん読むことができ、2か月に1回開かれる地元での読書会にも参加しています。
 
 私が所属する「神戸モーニングロータリークラブ」の活動も大変楽しく、他の業種の方と勉強したり、奉仕活動をしたりしています。
 毎週木曜日 午前7時から と早いですが、起きてしまえば「三文の得」です。
 来年は同クラブの会長になることが決まっており、業種を超えて、社会のため、人のためになることを一緒に考えることをますます楽しみたいと思っています。

 ともかく、今年一年は、今までにも増して、多くの方々に助けられました。
 家族、事務所メンバーという最も身近な存在から、弁護士仲間、仕事の関係で協同する人たち、他業種で交流のあった方。
 濃淡はあれど、関わらせていただいた全ての方に感謝申し上げます。

 また、来年もどうぞよろしくお願いいたします。 



  
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新事務所開設より半年 [弁護士業について]

 NHKの朝ドラも、新しいドラマに変わり、ということは、4月から半年が経ちました。
 
 今年は新事務所 神戸むらかみ法律事務所 を4月に開設しました。
 事務所の面談室にしても、「ここが自分の面談室だ」という風に、身体ごとその場に馴染むのには何か月かかかります。
 半年たって、気づけば、事務所と自分の存在が調和している感じがします。

 私の新事務所開設は、事務所単位でいえば「独立開業」といって間違いではありません。
 が、私の弁護士業としては、弁護士になって5年経った2005年から、所属していた事務所の中で、共同経営者になるとともに、独立・自営の弁護士としてやってきました。
 この点で、若手の弁護士の「独立」、事務所に勤務している弁護士の「独立」とは意味が異なります。

 医師に例えれば、もともと医療モールに入っていた「開業医」が、医療モールを出たところに医院を設立したというのと同じです。

 それゆえ、新事務所と言っても、仕事は、従来の続きで、顧客の皆様の依頼業務を継続して行うことが中心です。また、これまでお付き合いのあった方々、あるいは、その紹介によって依頼を受けて業務を行っています。
 
 それだけに、この半年間、新事務所の立ち上げには、現在の依頼者の皆様はもちろん、これまでの私の弁護士業その他の活動を通して知り合った皆様から、暖かい応援をいただき、それを支えとして、新事務所の基礎を作ることに力を尽くすことができました。
 
 4月、5月の開所時のあわただしさが落ち着いたとき、改めて感じたのは、自分の弁護士としての取り組み方の「原点」、「ホームポジション」が大切であり、それを大切にすることこそが自分にとっても心地よいということです。

 それは、言葉にすればありきたりですが、

依頼者お一人お一人、案件一件一件に、正面から向き合うこと

事件を「処理」するのではなく、頭と心を研ぎ澄ませて「何が一番良いか」を見つめて事に当たること

です。
 理想は、4年前に書いたブログ記事ですが、「まるでその人の事件しかやっていないかのような仕事」https://h-m-d.blog.ss-blog.jp/2018-02-14 です。

 この半年で、「神戸むらかみ法律事務所」の立ち上げによって、私の理想に向かうのに最適な環境を整えることができた、と感じています。
 このことが大きな喜びで、それを支えていただいた皆様への感謝を伝えて、皆様に、世の中に、お返しをしていきたいと思っています。 
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原材料高騰での下請け「買いたたき」について [弁護士業について]

 コロナ、ウクライナ情勢、円安で原材料がどんどん高騰しています。

 私たちの暮らしの中でも、「値上げ」のお知らせをよく見るようになりました。

 さて、ビジネスの現場でも、原材料が高騰しています。
 ただ、そこには強弱関係があって、下請けの取引では、どうしても原材料が高くなっても、発注元(親事業者)が値上げさせてくれない、という話が出てきています。

 これ、「下請法」に反する「買いたたき」に該当する可能性がある、ということを、事務所コラムで書きました。

コロナ・ウクライナ情勢による原材料高騰 と 下請法  ~原材料高騰による値上げを拒否することが違法になる場合も~
https://kobem-law.com/news/column/315/

 
 親事業者、下請け事業者どちらの立場でも、下請法のルールをしっかり把握しておく必要があります。
 経済情勢が大変なときですが、公平に負担を分かち合い、乗り切っていくことが求められます。
 
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クラウドを利用した「案件ファイル」共有を開始しました [弁護士業について]

 4月から新しい事務所 神戸むらかみ法律事務所 で執務しています。
 
 新しい事務所でやりたいことの一つとして、

「弁護士のサービス自体を未来型にしたい」

ということがあります。

 その第一弾として、

・ テクノロジーを使って、依頼者の皆様にできるだけ、情報を速くお届けする

・ 依頼者の立場で、ストレスなく、必要な情報をいつでも見られるようにする

ために、クラウドサービス(Dropbox)を利用した「案件ファイル」共有サービスを開始しました。

 弁護士が持っている「案件ファイル」を、依頼者の皆様も手元に持っていただき、ともに歩んでいくイメージです。

 依頼者の方に「これからの世界で当たり前レベル」の便利さをいち早く、という思いです。
 一方で、情報管理の「安全性」にもこだわり、検討を重ねたうえでの導入です。
 情報管理の安全性へのこだわりは人それぞれですから、それぞれの感覚に応じて、極めて強度のセキュリティを確保したうえでの利用も可能ですし、そのやり方もお伝えしながら進めることができます。
 もちろん、クラウドを利用すること自体を好まない方は、従来どおり(郵送、メールでの)情報共有をしていただくことで全く問題ありません。
 どんなツールを使うかも、依頼者お一人お一人の自己決定です。

 クラウド「案件ファイル」共有は、技術的には全く大した話ではなく、Dropboxを利用するだけですが、「弁護士と依頼者の関係でどのように便利に、かつ、安全に使うか」をある程度具体的に突き詰めなければ実践までいきません。
 これが一見難儀にみえるので、まだ弁護士と依頼者の関係で利用される例は少ないようです。

 が、あくまで依頼者の立場に立って考えれば、ここを一歩進める意義は極めて大きいはずです。
 情報が速く得られること、整理されていることは、情報あふれ時の流れが速い現代で、人が自由に生きるために欠かせない要素ですから。

 私たちのこの取り組みは、少しだけ先の、弁護士サービスの当たり前になると確信しています。
 
以下、
神戸むらかみ法律事務所webサイト トピックス https://kobem-law.com/news/292/  より

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神戸むらかみ法律事務所 開所! [弁護士業について]

 本日、「神戸むらかみ法律事務所」を開所しました。

ウェブサイト https://www.kobem-law.com

 昨日あたりから続々とお祝いのお花やメッセージをいただき、沢山の方に支えられて今日があるのだなあ、と感慨深いです。
 この感謝を、一人でも多くの皆様の幸福のために力になることで、お返ししていきたいと思っています。


【開業のご挨拶】

謹啓 春陽の候ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
平素は格別のお引立てを頂き厚くお礼申し上げます
さてこの度4月1日より下記のとおり神戸むらかみ法律事務所を開業いたしました
これもひとえに皆様方の日頃のご厚情とご支援によるものと心より感謝している次第で
ございます
私は平成12年以来20余年にわたってこの神戸の地で弁護士活動をして参りました
その中で私が最も大切にしてきた価値は「自由」です
法の下で誰もが自由を享受し自分らしく幸福を追求できる社会
それをこの目まぐるしく変わりゆく世界の中人類の進むべき先を見通したうえで
個人ひとりひとりあるいはそれぞれの企業の課題を共に解決していくことにより
一歩ずつ実現していきたい
この思いで新事務所を開業いたしました
これまでに引き続き皆様方のご要望に誠心誠意お応えできるよう努力して参る所存で
ございます
何卒旧に倍してのご指導ご鞭擢の程よろしくお願い申し上げます
まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます
                             謹白
令和4年4月
                  神戸むらかみ法律事務所
                      弁護士 村上英樹
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神戸シティ法律事務所での2年間を終えて [弁護士業について]

 3月末というのは各方面で異動の時期です。
 
 という中で、私も動くとき、です。

 「寝耳に水」の方も多数おられると思いますが、本日をもって神戸シティ法律事務所を退所することになりました。
 明日からは「神戸むらかみ法律事務所」を設立し新たなスタートを切ります。

 もともと、私は2000年から2020年まで、最初に勤務した「岸本西山法律事務所」(のち「神戸シーサイド法律事務所」)にいて、長らくパートナー(共同経営)弁護士として事務所経営をしてきました。
 2020年に神戸シティ法律事務所にパートナー弁護士として入所し、他の弁護士の皆様と共同して経営に参画して参りました。
 移籍後2年間に前の事務所時代とはまた違った様々な経験を積む日々で、それは神戸シーサイド法律事務所在籍時代と何らそん色なくどころか、ますます充実していました。
 が、色んな角度から世の中、物事を見ていくうちに、私自身としては、自分が大切にする価値を実現するための環境を自らの手で「一から作りたい」気持ちが強くなり、この度、神戸シティ法律事務所の弁護士の皆様とのパートナーシップを発展的に解消し、自分が新たに事務所を立ち上げることにしました。 
 
 2年間の当事務所での在籍中に、沢山の顧客の皆様にお世話になり、多様な案件の経験も積ませていただきました。
 また、共に執務した仲間の皆様と過ごした日々は、私にとって貴重な財産になりました。
 特に、この2年間私の弁護士としての仕事を助けてくださった事務スタッフの皆様の心遣い、暖かさ、ホスピタリティは、私は私の志あって去るものなれど、それにしてもこの方々と離れるのはとても惜しい、と思えるくらいのものでした。
 
 そして、神戸シーサイド法律事務所時代からの私の顧客の皆様、神戸シティ法律事務所のクライアントの皆様はじめ、この間お世話になった全ての皆様に心より感謝申し上げます。

 さても、「人生は旅」ということを今ほどリアルに感じるときもありませんが、2年前に神戸シーサイド法律事務所から当事務所に移籍したときも、また、次なる旅立ちの日を迎える今日も、何も変わらないのは、自分の出会う人、出会うであろう人、その向こうにいる人の幸せに自分の力が少しでも役立つよう精進していきたいということです。
 新事務所については、明日、詳しく発表させていただきます。
 これからも皆様、どうぞよろしくお願いします。

                         2022年3月31日  村上英樹

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2021年もお世話になりました [弁護士業について]

 本年も12月28日で仕事納め、あっという間に暮れてしまいました。

 今年は、日常の弁護士業務のほか、法律事務所のDX(デジタルトランスフォーメーション)や、LGBTQと労務などに取り組みました。
 
 2020年に現在の神戸シティ法律事務所に移籍した後は、それ以前よりも、企業法務に関わる割合が増えています。
 その中で思うことを若干。
 企業法務の場合は、トラブル予防の意味合いがある仕事が多く、一見「地味」なのですが実は重要な仕事という感が強いです。
 個人の仕事はやはり「トラブル」が発生した後の「事件」の割合が多いです。
 そうなのですが、私としては、個人相手であれ企業相手であれ、弁護士が果たす役割の根本には変わりがないと思っていて、個人の方にも「予防」法務、転ばぬ先の杖のサービスをもっと提供したいという気持ちがあります。
 また、一方、企業法務といっても、関わる人(担当者)一人一人の人間の感情があって、それもまた生身の人間相手という意味で、個人相手の仕事と変わりません。
 そんなわけで、色々、根っこは同じだと常々思います。

 LGBTQと労務というテーマは、色んな本を読んで考えました。
 講演や発表の機会が何回かありました。
 あらゆる人が職場で自分らしくいることができる、これはこれからの企業体が発展するためにどうしても必要なことです。
 多様性社会に生きるカギは、自分が持っている固定観念からどれだけフリーになれるか、です。

 とにかく今年もまた、多くの方にお世話になり、仕事の機会にも新たな出会いにもたくさん恵まれました。
 関わりのあった全ての方に心より感謝申し上げます。

 そして、来年は、今年の経験を糧に、自分にとって大切な価値をより体現していくという意味で、飛躍の年にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 皆さまよいお年をお迎えください。
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移籍後、半年 [弁護士業について]

 4月に事務所を移籍して、もうすぐ半年になります。

 今年は阪神タイガースの新外国人選手を見る目も変わりました。
 今までは、
「今回の助っ人もアカンかなあ」
「バースの再来、って一体何人目やねん」
みたいな、阪神ファン特有のちょっと自虐的な見方をしていたものです。
 
 ですが、今年のサンズ選手、ボーア選手に対しては、心の底から、
「がんばれ!!」
「打て!」
「頼む打ってくれ!そして、笑顔を見せてくれ」
と思います。
 外国でキャリアを積み上げた上で、海を越える決意をしてやってきた新戦力。
 来るだけでも大変だったのです。
 何としても成功して欲しい。
 
 私は神戸市内で事務所を移籍したのですが、それでも移籍するというのは予想通り「一仕事」でした。
 それを海外から来ているのですから、サンズ選手、ボーア選手はもっと大変なはず!

 さて、同じく新戦力の私ですが、移籍後1週間で自宅謹慎、ではなくて自宅勤務に。
 予想もしていなかった「コロナ禍」です。

 正直、出鼻をくじかれる思いもありましたが、代表の井口弁護士の発案で、

新戦力の村上も入れて、コロナで皆明日が見えない状態に、何か役立つコンテンツを作ろう

ということになり、4月8日に当事務所初のyoutube動画を、高島、高橋弁護士と一緒に作ることになりました。

 その後の4,5月は、裁判業務はほとんどストップしました。
 ただ、私自身は暇にはなりませんでした。
 コロナ下での賃料問題などのブログ記事や動画解説をつくったり、神戸シティ事務所に入ったことで新たにサポートさせていただくことになった企業や自治体の相談がひっきりなしにあり、3月以前よりも仕事のスケジュールはビッシリでした。

 6月からは事務所にフルに出られるようになり、新しい事務所のメンバーとの絆を作ることも本格的にできるようになりました。

 大きな規模を有する企業や、自治体の相談には、会社法、地方自治法などはもちろん、特別法も含めてかなり専門的で、時間を取って法律調査をしなければならない案件も多く含まれます。

 昨年までもそういう案件にあたることはありましたが、多くても年に数件程度。
 その都度、やりがいを感じ、ラッキーだなあ、と思ったのを記憶しています。
 ただ、そんな案件が、現事務所になると週に1件は確実にある、という感じでとても新鮮でした。
 うれしい悲鳴ですが、やはり調べものには時間もかかるので、事務所に出る時間が、旧事務所のときは午前9時ころだったところ、移籍後はだいたい午前8時から出るようになりました。

 そして、講師、講演、セミナーの機会にも恵まれるようになりました。

 7月末に 電子契約セミナー(ウェブ)
 8月   自治体での政策法務セミナー
      顧問先でのコンプライアンス研修
 9月   私立中高一貫校でのハラスメント研修
      企業グループ対象の電子契約・民法改正セミナー(ウェブ)

と多いときは3週連続もありました。
 
 どのテーマも講師をするとなると、新に学ぶか、あるいは、本格的に学びなおす必要があるものばかりです。
 「講師を引き受ける」ことは「プレッシャー」にもなるのですが、ありがたいことに、いやでも勉強することになります。
 
 コンプライアンスなどは、もともと概念としてはもちろん知っていましたが、研修講師としてしゃべるにあたっては、その本質を、事務所内外の講師の講演録や本などから突き詰めて勉強することになり、理解の度合いが変わりました。

 このような機会を得られたこと自体ありがたいことでしたが、それだけではありません。

 当事務所に入って驚いたのは、

「村上弁護士がコンプライアンス研修をやる」

ということになれば、メンバーが皆寄ってきて、

「参考になる講演録が確かここにあったはず」
「以前の録画を出してきました」

という風に、「放っておかない」チームになっているということでした。

 私は、若いころなど特に一匹狼でちょっと「ツンとした」ところもあったので、こんな風に協力してもらえることに慣れておらず、最初はやや戸惑いましたが、

弁護士が10人いるということを、単に数が多いというだけでなく、こんな風に活かすものなのだ

と、これも新鮮に感じました。
 
 9月から、毎月、弁護士が交代でzoomセミナー(テレワーク、相続法改正そのほか)を行っていく予定にしていますが、他の弁護士が講師を務めるときは今度は私がサポートをしてやっていこう、と思っています。
 
 一方で、何せこれまで20年間同じところでやってきた環境が変わったので、新環境への順応の途中の部分もあります。
 業務としては、これまでやってきた裁判案件中心の業務について変わらずスピーディに適切に遂行しくのはもちろん、そのうえに、移籍後携わることになった企業、自治体法務その他に力を注いでいきたいし、また、弁護士業務以外にも地域活動にも参加したいし、経営者同士の繋がりもどんどん広げていきたい。

 とにかく今までの感覚でいえば、時間がいくらあっても足りないのが正直なところです。
 上のように欲張りに活動しようとして、このまま従来型で仕事時間、活動時間を増やすならば、どうしてもプライベートや休息時間が犠牲になる、というのが目下の課題です。
 が、ここは、コロナも契機に、リモート会議や仕事のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めることによって、自分が同じ時間で「生み出せる価値」を何倍にもできる方法を模索していくつもりです。
 その暁に、自分の業務もプライベートもバランスよく充実して、皆様に対して、より役に立てることの幅、質、量とも大きくしていけるように努めます。

 こんな感じで移籍後半年を迎えています。
 
 願わくば、サンズ選手、ボーア選手も来年以降も阪神でバリバリ活躍してもらえたらうれしいです。
 スポーツの世界はさらに移動が激しいので、それはどうなるか分かりませんが、せっかく同時期に「新戦力」となった両選手には勝手に親近感を抱いています。仮に、阪神の選手でなくなっても野球選手としてさらに成功して欲しい!

 顧客の皆様には、移籍に伴ってお手数をおかけしたこともありましたし、コロナ期間はイレギュラーな執務体制になりご不便をおかけしたこともありました。
 それにもかかわらず頼っていただけることを有難く思っています。
 今後とも精進しますのでどうぞよろしくお願いします。

               弁護士法人神戸シティ法律事務所
                 弁護士  村上英樹
  
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