こんまりちゃん と my favorite things [音楽は素晴らしい]
サウンド・オブ・ミュージック (2枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: Blu-ray
最近読んだ本と、見たミュージカルと、2つから感じたことがあるので記事にしました。
こんまりちゃんは、近藤麻理恵さん(片付けコンサルタント)。http://ameblo.jp/konmari/
100万部を突破した「人生がときめく片付けの魔法」の著者です。
この本は、記述自体、読み物として、私にとっては相当面白い本でかなり楽しめました。
そして、片付けをする際の基準が、
家にあふれかえる物たちを、一つ一つ手に取ってみて、
「ときめき」を感じるかどうか?
を肌で感じて、「ときめき」を感じるものを家に残す、というもので、とても素敵な、いい考えだ、と思ってしまいました。
さて、それと通じると思うのが、映画(ミュージカル)サウンドオブミュージックの名曲「my favorite things(マイフェイバリットシングズ)」(私のお気に入り)。
私は、学生時代、英語の勉強は割と好きな方でしたが、中でも好きだった単語が「favorite」、和訳しても「お気に入りの」って、こんな可愛い単語なかなかないですよねえ。
最近、劇団四季のサウンドオブミュージックhttp://www.shiki.gr.jp/applause/sound/ 見に行ってきました。
とても元気をもらったのですが、「my favorite things(マイフェイバリットシングズ)」(私のお気に入り)の歌詞を日本語に直すと、
バラのしずく 子猫のひげ
ブリキの薬缶 あったかい手袋
紐で結わえた茶色の包み
といった感じで、「お気に入り」のものが、どんどん羅列されていくのです。
そういうものに囲まれていたら、泣きたい気持ちのときでも、私は大丈夫!という歌詞です。
実に素敵です。
こんまりちゃんの片付け方法も、家を、「my favorite things(マイフェイバリットシングズ)」(私のお気に入り)で囲まれた状態にしよう!というコンセプトなのですね。
現代社会は、複雑怪奇に発展してきています。
また、人には色んな思惑があって、その人が本心から望んでいないものを「買わなきゃ流行遅れのダサイ人になっちゃうぞ!」と脅しをかけて買わせるような仕掛けも一杯。
そんなものに誰でも少なからず影響を受けているのも事実。
仕事だって、人付き合いだって、本当に自分に必要なものを見分けて、自分に素直に生きられるということは、実際はなかなか難しい、という人も多いのでしょう。
それはそれで仕方ないし、必要な部分もある。
ですが、ときには、
自分にとって、本当に心ときめくもの、お気に入り、やりたいことは何か?
を見つめ直すのは、とてもいいことだと思います。
さて、この記事を読んで、こんな呑気な弁護士は大丈夫かしら?と思われるのはもっともです。
でも、私は大まじめに、仕事の上でも、こんまりちゃんの考えや、「my favorite things(マイフェイバリットシングズ)」の根底に流れる発想、人が自分の好きな在り方でおられて、幸せを感じる、ということを大切にしたいと思っています。
つまり、私の関わる多くの人が、「my favorite things(マイフェイバリットシングズ)」(私のお気に入り)に囲まれて、幸せな気持ちで生活していけるお手伝い、が本分だ、と考えているのです。
小難しい法律の条文や、解釈云々は手段です。その手段の扱いについては、私は職業人として日々研鑽しておかねばならぬわけですが、こういうややこしい、「心ときめかない」部分(普通の感覚ならそうでしょう)は、私に任せて頂いて、できれば、早期に適切に処理してしまって、皆様には、心置きなく、
心ときめくもの(お気に入りのもの)に囲まれた生活を送って頂きたい、
というわけです。
そんなわけで、今年も残すところわずかとなってきましたが、今後とも、皆様、どうぞよろしくお願いします。
2011-11-28 18:12
nice!(4)
コメント(2)
トラックバック(0)
いやあ、情感的にピンと来るものはたいてい論理的にも何か理由があるものじゃないですかね。
by shira (2011-12-23 23:38)
shiraさん
ナイス・コメントありがとうございます。
おっしゃること、まさに、です。
自分の感覚は、自分の頭や心にある色んなものの働きによるわけで、大事なことを教えてくれるものですよね。
ガンさん、心如さん、あゆさん
ナイスありがとうございます。
by hm (2011-12-28 10:45)