「華麗なる一族」から~ [息抜き!?]
面白いですねー 本当に日曜日が来るのが待ち遠しい。
山崎豊子さんの作品は,いつもいつも,本当にすごいと思います。
神戸が舞台なのも,ワクワクを増幅させていますね。
金融再編で,危うくなる地方銀行がどう生き残るか?
高度成長期後期(?)の神戸の置かれた状況をうかがい知ることができて,面白いですね。その中における人間模様。重厚な作りのこのドラマは,本当に見応えがある。
それにしても,鯉の「将軍」デカ過ぎ!!!!(もう出てこないのでしょうか?)
私としては,
私の父さん母さん世代(よりちょっと前の世代)が生きた世界の空気ってこんな感じなんかなぁ
という気持ちで見ています。
自分が31歳になり,そうすると,自分より前の世代が若かりし頃何を考え,何に一生懸命になって生きてきたのか,私たちの育ってきた時代の礎をつくってくれたのか,そういうことを最近もっと知りたいと思っています。
時に,激しく争いあったこともあったとききます。今私たちが思うよりきっと激しく…
万俵家のような大財閥 vs 労働者
政府や保守派 vs 左翼系運動家,学生
中央 vs 地方
どっちが良いか悪いかは,どの立場にも言い分があるでしょうし,信念もあるでしょう。
でも,私は,最近,善悪を決める(あるいは,決めた)見方でなく,それぞれの人がそれぞれの立場の中で,どういう存在だったのかが知りたい。つまり,
父母の世代の一人一人が真剣になってなにかをやろうとしていたこと
そのなかで考えていたこと
そのなかで感じていたこと
をもっと知ってみたいという気持ちが強くなってきました。
父母の世代の生き様を知り,そこにあったものをよく見つめてみたい。立場によらず,
先人たちが命がけで目指してきたことは何か?訴えてきたことは何か?守ろうとしてきたことは何か?また,創ろうとしたものは何か?
を知り尊重し,また,それだけでなく,
現代を生きる私たちの世代だからこそ出来ることは何か?
に発展させて,
私たちと私たちの次の世代のために,自分に何が出来るか?
を日々考え,思うところを実行していきたい,と思っています。
「父母の世代のしたことの真似をするのではないが,その心をしっかり受け止めて,私は私なりに,父母の世代がしたのと同じくらい真剣な姿勢で,明日の社会を作ってゆきたい。」
華麗なる一族からかなり話が飛びましたが,こういう「昔の話」のドラマを見て,ちょっと時間が経つとそんなことを考えちゃったりします。
そして,バカにするな!年寄りいうな!と怒られる覚悟でいいますが,もう私の父母の世代,つまり,万俵鉄平(キムタク)世代などは,大抵定年を迎えている歳(いや60歳はまだまだシッカリでしょうが、10年たったらさすがにおじいちゃん、おばあちゃんになっちゃう)なのであって,だから,
そりゃあ,これからの時代は私たち自身が,「お父ちゃん」「お母ちゃん」として,自分で,何が本当に大切かをよく考えて創ってゆくしかない
という思いを強くしています。
ひさしぶり♪
by 中退して寿司屋になった高校時代の同級生(笑 (2007-02-02 18:23)
今クールは「あいのり」(月)のほか、「今週、妻が浮気します」(火)「ハケンの品格」(水)「エラいところに嫁いでしまった」(木)「わるいやつら」(金)・・・と、土曜日以外はドラマ三昧になってしまってます。
それもこれも正月にテレビ漬けになってしまった習慣が抜けてないだけなのですが。仕事量は別に減っていないので両立がかなりハードです。
神戸の津久井進弁護士とは同期同クラスです。
「華麗なる一族」(日)は魔が差してwikipediaで結論を見てしまった・・・ドラマを楽しみにしている人は配役も豊かですし、粗筋を調べないことをお薦めします。
by ろぼっと軽ジK (2007-02-03 14:25)
>中退して寿司屋になった高校時代の..
って,ひょっとして○○くん?お久しぶりです。
>ろぼっと軽ジKさん
はじめまして!
いいですね,しっかりドラマをたくさん安定してみるというのは,家におられるということで,生活の安定っぷりの指標みたいな気がします。
「華麗…」も佳境に入ってきましたね。
by hm (2007-03-08 12:21)