ようやく、勉強法の続きです。
中高生の皆さん、歯磨きしていますかー?
毎日していますよね。
そんなの当たり前じゃないか、という皆さん。
英語の勉強も「歯磨き」にしてしまいましょう。
毎日決まったタイミングで、決まったようにやる。
一番手っ取り早いのが、NHKラジオ「基礎英語」1~3、「ラジオ英会話」ですね。
出来たら、毎日3回あるので、ラジオの放送時間にあわせて、どこか1日1回、月~金まで欠かさず聴きましょう。
所要時間15分です(さらにやる気があれば、例えば基礎英語1と2のダブルで聴いて30分。これはさらに力がつきます)。
費用はテキスト代だけ。塾代に比べたら格安。
そして、これが実行できたら、英語は絶対得意科目になります。
以上。
なのですが、エッセンスを抽出して説明すると、
・ ラジオ講座でなくてもいいですが、英語は言語なので、「慣れ」「馴染み」「感覚」が大事なので、他の教科以上に、「(少しずつでも)毎日やる」ことが楽に上達するコツです。
最近の参考書・問題集には音声CDつきが増えていますから、上手く使ってもらえると勉強が楽になると思います。
・ なので、学校や塾の宿題が例えば1週間分まとめて出されたとして、ギリギリにあわてて大量にやるよりは、「÷7日」(余裕をもって「÷5日」でもいいですね)で分量を決め、毎日少しずつやる方が効果があります。
・ 受験に向けていえば、ある程度しっかりした単語、熟語、例文集を1冊ずつバッチリ覚えれば、基礎力は十分になります。
これなどは、毎日ちょっとずつやるしかありません。100ページ一気とかは出来ない性格のものです。
毎日1ページ、毎日例文10個、自分で計画を立てましょう。無理ない量で。
「ちょっとずつ」でいいですが、「毎日」やれるか、が勝負。
ここでいう「毎日」は、1年365日でもいいし、例えば「日曜日だけ休み」というのでも構いません。
これをやれば、東大でも京大でも、医大でも、(高校受験なら)私立・公立の進学校でも、英語に関しては、どこでも全然怖くなくなります。これ本当です。基礎力がしっかりしていれば、実際に入試に出題されるような長文読解などの練習を積むことも苦ではなくなります。
「毎日やるか」ただそれだけです。
(誰でもできるはずなのに)本当に毎日やる人が意外と少ない、というのが事実です。
多くの人が「忍耐力がない」ということではありません。
「毎日やる」効能が「ものすごい」、ということを知らない人が多数だというだけです。
・ 心がけとしては「毎日」です。
でも、実際には、病気や部活の遠征などで「抜けてしまう日」があります。失恋のショックで一日くらい「抜けてしまう」こともあるでしょう。何らかの理由でサボりも起こります。
こういうとき、「できなかった」は考えないことが大切です。
マイナスは数えず、次の日から「毎日」です。
※ 「昨日歯磨きできなかった」ショックを引きずって、明日からの歯磨きを中止する人はいないでしょう。それと同じです。
以上のようなことは、たぶん多くの学校の先生などが口を酸っぱくして言っていることだと思います。
それに付け加えて私が言いたいことは、
・ 英語の勉強が「歯磨き」と同じ感覚になったとき、必要な忍耐力は「少しだけ」になり、人によっては忍耐力さえ必要なくなる。
つまり楽になる。
「歯磨き」をするために必要な精神的エネルギー程度で、毎日英語の勉強ができる。
・ これは、英語以外にも応用が利く。
数学、国語、理科、社会、いずれもそうです。
野球の素振り、ピアノの指の練習、ストレッチ… これらも同じ。
ルーティーンに近い感覚で、毎日少しずつ自己鍛錬できる。
(ただし、例えば、今までそういう習慣のなかった人が5教科一気に「歯磨き」をするのは、「5種類の歯磨き粉で歯を磨いて下さい」というのと同様キツいですから、まずは「英語」からでいいでしょう。)
受験期が近づいて、苦手科目・苦手分野がある、というとき、例えば、「朝の10分、寝る前の10分はこれ(例 数学の苦手分野を一問、古文単語、物理の計算問題、社会のある分野の暗記などなど)をやる」というやり方もあります。これも「歯磨き」型の応用です。苦手意識や不安をかなり軽減できます。
・ また、通勤・通学などに電車・バスを利用している人は、そこで「歯磨き」できます。
本当の「歯磨き」は電車の中でできませんが、「歯磨き」型の英語の勉強はできます。
ですから、例えば、JRで30分の通学なら、これだけで毎日の基本となる英語の勉強はOKとなります。
学校の宿題(机に座ってやるしかない宿題)のほかに毎日10分、20分でも電車で勉強したら、間違いなく英語は得意科目になります。
ハッキリ言って、電車の中では大した遊びも活動もできません。スマホのアプリよりも、みんなでサッカーをしたりカラオケに行く遊びの方が、楽しさも大きいはずですよ!
なので、電車の時間を「歯磨き」の英語に充てて、生まれた余裕の時間で思いっきり遊んだ方がいいです。
余談ですが、電車通学の場合、通学時間に「寝る」のはアリだと思います。
電車に揺られて少しのうたた寝は、意外と効果的に体力気力を回復させてくれます。
ですので、通学時間に「寝る」とか、「瞑想する」とか、そういう自分にとっての好調を維持するスタイルを確立している人は、無理に電車で英語の勉強をしなくてもいいと思います。
最後少し話が逸れましたが、英語の学習をできるだけ「歯磨き型」にして、少しずつでも毎日やると、成績は安定しますし、精神衛生上も良いです。「自分は毎日英語をやっている」と思うと安心感がありますよね!
英語を「歯磨き型」で毎日やって、「よく遊び、よく学べ」の青春を謳歌する人が一人でも増えれば幸いです。
神戸シーサイド法律事務所
弁護士 村上英樹
中高生の皆さん、歯磨きしていますかー?
毎日していますよね。
そんなの当たり前じゃないか、という皆さん。
英語の勉強も「歯磨き」にしてしまいましょう。
毎日決まったタイミングで、決まったようにやる。
一番手っ取り早いのが、NHKラジオ「基礎英語」1~3、「ラジオ英会話」ですね。
出来たら、毎日3回あるので、ラジオの放送時間にあわせて、どこか1日1回、月~金まで欠かさず聴きましょう。
所要時間15分です(さらにやる気があれば、例えば基礎英語1と2のダブルで聴いて30分。これはさらに力がつきます)。
費用はテキスト代だけ。塾代に比べたら格安。
そして、これが実行できたら、英語は絶対得意科目になります。
以上。
なのですが、エッセンスを抽出して説明すると、
・ ラジオ講座でなくてもいいですが、英語は言語なので、「慣れ」「馴染み」「感覚」が大事なので、他の教科以上に、「(少しずつでも)毎日やる」ことが楽に上達するコツです。
最近の参考書・問題集には音声CDつきが増えていますから、上手く使ってもらえると勉強が楽になると思います。
・ なので、学校や塾の宿題が例えば1週間分まとめて出されたとして、ギリギリにあわてて大量にやるよりは、「÷7日」(余裕をもって「÷5日」でもいいですね)で分量を決め、毎日少しずつやる方が効果があります。
・ 受験に向けていえば、ある程度しっかりした単語、熟語、例文集を1冊ずつバッチリ覚えれば、基礎力は十分になります。
これなどは、毎日ちょっとずつやるしかありません。100ページ一気とかは出来ない性格のものです。
毎日1ページ、毎日例文10個、自分で計画を立てましょう。無理ない量で。
「ちょっとずつ」でいいですが、「毎日」やれるか、が勝負。
ここでいう「毎日」は、1年365日でもいいし、例えば「日曜日だけ休み」というのでも構いません。
これをやれば、東大でも京大でも、医大でも、(高校受験なら)私立・公立の進学校でも、英語に関しては、どこでも全然怖くなくなります。これ本当です。基礎力がしっかりしていれば、実際に入試に出題されるような長文読解などの練習を積むことも苦ではなくなります。
「毎日やるか」ただそれだけです。
(誰でもできるはずなのに)本当に毎日やる人が意外と少ない、というのが事実です。
多くの人が「忍耐力がない」ということではありません。
「毎日やる」効能が「ものすごい」、ということを知らない人が多数だというだけです。
・ 心がけとしては「毎日」です。
でも、実際には、病気や部活の遠征などで「抜けてしまう日」があります。失恋のショックで一日くらい「抜けてしまう」こともあるでしょう。何らかの理由でサボりも起こります。
こういうとき、「できなかった」は考えないことが大切です。
マイナスは数えず、次の日から「毎日」です。
※ 「昨日歯磨きできなかった」ショックを引きずって、明日からの歯磨きを中止する人はいないでしょう。それと同じです。
以上のようなことは、たぶん多くの学校の先生などが口を酸っぱくして言っていることだと思います。
それに付け加えて私が言いたいことは、
・ 英語の勉強が「歯磨き」と同じ感覚になったとき、必要な忍耐力は「少しだけ」になり、人によっては忍耐力さえ必要なくなる。
つまり楽になる。
「歯磨き」をするために必要な精神的エネルギー程度で、毎日英語の勉強ができる。
・ これは、英語以外にも応用が利く。
数学、国語、理科、社会、いずれもそうです。
野球の素振り、ピアノの指の練習、ストレッチ… これらも同じ。
ルーティーンに近い感覚で、毎日少しずつ自己鍛錬できる。
(ただし、例えば、今までそういう習慣のなかった人が5教科一気に「歯磨き」をするのは、「5種類の歯磨き粉で歯を磨いて下さい」というのと同様キツいですから、まずは「英語」からでいいでしょう。)
受験期が近づいて、苦手科目・苦手分野がある、というとき、例えば、「朝の10分、寝る前の10分はこれ(例 数学の苦手分野を一問、古文単語、物理の計算問題、社会のある分野の暗記などなど)をやる」というやり方もあります。これも「歯磨き」型の応用です。苦手意識や不安をかなり軽減できます。
・ また、通勤・通学などに電車・バスを利用している人は、そこで「歯磨き」できます。
本当の「歯磨き」は電車の中でできませんが、「歯磨き」型の英語の勉強はできます。
ですから、例えば、JRで30分の通学なら、これだけで毎日の基本となる英語の勉強はOKとなります。
学校の宿題(机に座ってやるしかない宿題)のほかに毎日10分、20分でも電車で勉強したら、間違いなく英語は得意科目になります。
ハッキリ言って、電車の中では大した遊びも活動もできません。スマホのアプリよりも、みんなでサッカーをしたりカラオケに行く遊びの方が、楽しさも大きいはずですよ!
なので、電車の時間を「歯磨き」の英語に充てて、生まれた余裕の時間で思いっきり遊んだ方がいいです。
余談ですが、電車通学の場合、通学時間に「寝る」のはアリだと思います。
電車に揺られて少しのうたた寝は、意外と効果的に体力気力を回復させてくれます。
ですので、通学時間に「寝る」とか、「瞑想する」とか、そういう自分にとっての好調を維持するスタイルを確立している人は、無理に電車で英語の勉強をしなくてもいいと思います。
最後少し話が逸れましたが、英語の学習をできるだけ「歯磨き型」にして、少しずつでも毎日やると、成績は安定しますし、精神衛生上も良いです。「自分は毎日英語をやっている」と思うと安心感がありますよね!
英語を「歯磨き型」で毎日やって、「よく遊び、よく学べ」の青春を謳歌する人が一人でも増えれば幸いです。
神戸シーサイド法律事務所
弁護士 村上英樹