つい先日,ZARDの坂井泉水さんが亡くなられた。
私は,ちょうど大学受験前のころ,弟がZARDを好きでCDを持っていたのをカセットにダビングさせてもらって,よく通学途中の電車で「ウォークマン」で聴いていたことを思い出す。
アルバム「揺れる思い」 (1993年) 曲目は
- 揺れる想い
- Season
- 君がいない(B-version)
- In my arms tonight
つい先日,ZARDの坂井泉水さんが亡くなられた。
私は,ちょうど大学受験前のころ,弟がZARDを好きでCDを持っていたのをカセットにダビングさせてもらって,よく通学途中の電車で「ウォークマン」で聴いていたことを思い出す。
アルバム「揺れる思い」 (1993年) 曲目は
通学時間片道1時間半の私は,このアルバムを何回も繰り返し聴いていた。
今でも曲目を見れば,だいたいは思い出せる。君がいないは,いきなり「キミがいない!」ってはじまったっけなぁ…とか。「あなたを好きだけど…時々怖いの」やったっけな,とか。
18歳の頃の私は,坂井さんをみて,その時代からして珍しいほど,あっさりした顔だちで清楚で,かつ,凛とした感じで,本当に感じのいい人だなあと思っていた。素敵な女性だなあと思ったけれど,それから今までの私の人生の中で,私が親しくなる女性にそういうタイプの人は殆どいなかった。なぜだろうか…いや,そんなことはどうでもよい。
今ニュースで流れるライブ映像とかでも,派手な演出もなく,姿勢良く立って,しっかり真面目に落ち着いて歌っておられる姿が映し出される。
倖田來未のように派手なのも個性だが,坂井さんは,本当に坂井さんらしい個性だなあ,と思う。
この訃報。
まだ40歳で,しかも,あんなにナチュラルな良さを持った坂井さんなら,命あれば,これからもますます色んな意味で輝きを増され,大活躍されただろうと思うと残念でならない。
けれど,アーチストは,その死後にも,作品が生き続ける。私の心にも,あの時代の思いでとともに,ZARDが,坂井さんの歌声が生き続ける。そのことは凄いことだと思う。
タイトルに挙げたのは,ZARDの曲「負けないで」の歌詞の一部。うん,私はいつでもドリーマーでいよう。坂井さんも自分の体現したい音楽という「夢を追いかけ続けた」素敵な生涯だったのでしょう。ちょうどそんな風に。
そして,私も,坂井さんのように,死してなお生きるようなライフワークを残したい,そんな風に強く思っている。それが,音楽か,絵画か,彫り物か,書き物か,何かの記録か,何かしでかすのか…今はまだ全くわかりませんが…