4月から新しい事務所 神戸むらかみ法律事務所 で執務しています。
 
 新しい事務所でやりたいことの一つとして、

「弁護士のサービス自体を未来型にしたい」

ということがあります。

 その第一弾として、

・ テクノロジーを使って、依頼者の皆様にできるだけ、情報を速くお届けする

・ 依頼者の立場で、ストレスなく、必要な情報をいつでも見られるようにする

ために、クラウドサービス(Dropbox)を利用した「案件ファイル」共有サービスを開始しました。

 弁護士が持っている「案件ファイル」を、依頼者の皆様も手元に持っていただき、ともに歩んでいくイメージです。

 依頼者の方に「これからの世界で当たり前レベル」の便利さをいち早く、という思いです。
 一方で、情報管理の「安全性」にもこだわり、検討を重ねたうえでの導入です。
 情報管理の安全性へのこだわりは人それぞれですから、それぞれの感覚に応じて、極めて強度のセキュリティを確保したうえでの利用も可能ですし、そのやり方もお伝えしながら進めることができます。
 もちろん、クラウドを利用すること自体を好まない方は、従来どおり(郵送、メールでの)情報共有をしていただくことで全く問題ありません。
 どんなツールを使うかも、依頼者お一人お一人の自己決定です。

 クラウド「案件ファイル」共有は、技術的には全く大した話ではなく、Dropboxを利用するだけですが、「弁護士と依頼者の関係でどのように便利に、かつ、安全に使うか」をある程度具体的に突き詰めなければ実践までいきません。
 これが一見難儀にみえるので、まだ弁護士と依頼者の関係で利用される例は少ないようです。

 が、あくまで依頼者の立場に立って考えれば、ここを一歩進める意義は極めて大きいはずです。
 情報が速く得られること、整理されていることは、情報あふれ時の流れが速い現代で、人が自由に生きるために欠かせない要素ですから。

 私たちのこの取り組みは、少しだけ先の、弁護士サービスの当たり前になると確信しています。
 
以下、
神戸むらかみ法律事務所webサイト トピックス
https://kobem-law.com/news/292/ 
 より