今も書店にあるのでしょうか?
少し前に書店で「文庫X」を買いました。それを今読んでいます。
「文庫X」とは何か?
例えば、↓のようなニュースがあります。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H0C_X00C16A9CR0000/
文庫本に特殊なカバーが掛かっていて、中身が何かわからないようにして売っている本です。
あえてそうしているとのこと。
1人でも多くの人に読んでもらいたい本、そのためにはこの方法で売るのが一番だと考えた、という意味のことがカバーに書かれていました。
私も、「そこまでいう本というのは一体どんなものか?」と思って買いました。
そうすると、開いてみると、私が自分ではまず買わない種類の本でした。
むしろ、そのジャンル以外の本が好きで、(仕事に関係なければ)読まない種類の本でした。
なので正直腹が立ちました。
こんな売り方ってあるかよ!と。
そうして1ヶ月以上は家に置いていたのですが、先日来読んでいます。
確かに、自分の望まないジャンルだったので「こんな売り方ってあるかよ!」なのですが、私が買ったということは、私はそれを受け入れていたのです。
望まないジャンルの可能性もあるけれども、そんな「ありえない売り方」をする本って一体!?
ということに私が興味を持ったからこそ買った。
なので、読んでみることにしました。
中身としては(ネタバレは避けますが)、大変読み応えがあります。
時期が来たら感想文を書くかも分かりません。そのときに内容を絶賛するとは限らないのですが、私にとっては買って後悔は今はありません。
だとすれば、最初「ありえない売り方」という風に思った私の了見が狭く、人に何かを伝える手段は思ったよりもいろいろある、ということなのではないか、と思えてきます。
自分が本当に良いと思っていることについては、「常識」と思っていることにとらわれずに、もっと良い方法がないかというのを考えてみること、そういう思考の柔軟性とか創造性を持ち続けたいと感じています。
神戸シーサイド法律事務所 弁護士 村上英樹
少し前に書店で「文庫X」を買いました。それを今読んでいます。
「文庫X」とは何か?
例えば、↓のようなニュースがあります。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H0C_X00C16A9CR0000/
文庫本に特殊なカバーが掛かっていて、中身が何かわからないようにして売っている本です。
あえてそうしているとのこと。
1人でも多くの人に読んでもらいたい本、そのためにはこの方法で売るのが一番だと考えた、という意味のことがカバーに書かれていました。
私も、「そこまでいう本というのは一体どんなものか?」と思って買いました。
そうすると、開いてみると、私が自分ではまず買わない種類の本でした。
むしろ、そのジャンル以外の本が好きで、(仕事に関係なければ)読まない種類の本でした。
なので正直腹が立ちました。
こんな売り方ってあるかよ!と。
そうして1ヶ月以上は家に置いていたのですが、先日来読んでいます。
確かに、自分の望まないジャンルだったので「こんな売り方ってあるかよ!」なのですが、私が買ったということは、私はそれを受け入れていたのです。
望まないジャンルの可能性もあるけれども、そんな「ありえない売り方」をする本って一体!?
ということに私が興味を持ったからこそ買った。
なので、読んでみることにしました。
中身としては(ネタバレは避けますが)、大変読み応えがあります。
時期が来たら感想文を書くかも分かりません。そのときに内容を絶賛するとは限らないのですが、私にとっては買って後悔は今はありません。
だとすれば、最初「ありえない売り方」という風に思った私の了見が狭く、人に何かを伝える手段は思ったよりもいろいろある、ということなのではないか、と思えてきます。
自分が本当に良いと思っていることについては、「常識」と思っていることにとらわれずに、もっと良い方法がないかというのを考えてみること、そういう思考の柔軟性とか創造性を持ち続けたいと感じています。
神戸シーサイド法律事務所 弁護士 村上英樹