教育改革問題について,とても,冷静で合理的な論考を見つけましたので紹介します。http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070612/127133/

聞き手役の斎藤哲也さんはこう言います。

(引用)

 広田先生は、当時も現在も教育基本法改正反対論者ですが、その理屈が面白い。

 世の多くの反対論者が口走りがちな「日本を軍国主義にするつもりか」という論調に対して、先生は「そんなふうにはなりませんよ」と冷静に語っていました。そして、基本法改正が想定している国家像や愛国心は「時代遅れ」なのだ、と一刀両断。

 「この人はタダの抵抗勢力じゃないぞ」と思って、あれこれインタビューすると、「教育に期待しすぎてはいけない」とか「13歳のハローワークは早過ぎる」とか、常識の逆を行くプラグマティックな「教育論」が次々と繰り出され、教育報道の空騒ぎぶりに辟易していた僕は、溜飲の下がる思いをしたのでした。

                                                   (引用終わり)