先日久しぶりにカラオケボックスに行った。
私の車用のＣＤは，本当に節操なく，ＣＤショップのアルバムランクの上から順に買ったものを数ヶ月～１年に一回くらい入れ替えているだけのものなのだが，今年に入ってコブクロのベスト盤が入っている。
それなので，今の歌を歌おうと思ったら，男声曲ではコブクロしかない（実際には，絢香であろうがひととようであろうが，知っている曲があれば歌ってしまうのが私であるが）ということで，
「君という名の翼」
「ここにしか咲かない花」
の二曲を歌ってみた。
最近本当にコブクロを見直している。
というのは，私はコブクロというのは，なんか爽やかっぽいけれど面白味に欠ける無難なアーティストではないか，という偏見を当初持っていた。初期の楽曲もよかったのだが，なんか私の好みではないな，と思っていた。
だが，アルバムを買ってみて，よく聴いてみると，詩も面白いし，ボーカルはかなり腰を入れて歌っている。
いわば魂がこもったアーティストであるということを感じた。
昔私が同じように，当初は面白くないのかなと思いきや意外と新鮮で面白いと感じたアーティストに，槙原敬之さんがいる。フツーに見えて新鮮だったところがよく似ている。
カラオケで私もコブクロに負けぬように熱唱させていただいた。
「君という名の翼」などはカラオケで歌うと爽快そのものであった。
なんせ，コブクロのＶｏ．の厚みがあって，波状攻撃を何回でも繰り返すような，そして優しさ力強さのある歌声が素晴らしい。
ありがとう，コブクロ。
若い人は好きな人が多いと思いますが，年配の方でも「いまの子の聴く曲はようわからんなあ…」という人でもコブクロなら聴いて良い気分になれると思います。オススメです。