私は弁護士になってから、

甲南大学法科大学院   5年くらい

大手前学院大学 憲法  こちらは1年のみ

で、講師をしたことがあるのですが、今年は何年かぶりに、神戸学院大学で「法と裁判」の授業を持つことになりました。

 通年ではなく後期だけですが。

 私は学生のときから、塾講師をしており、のちのちも教壇に立つ等のことはたまにやってきたのです。そう言う機会があると、やっぱり「ハイ!」と手を挙げてしまうのですね。
 今回も弁護士会で案内があり「ハイ!」と手を挙げたら、有り難いことに、授業を持てることになりました。

 塾講師時代から、私は、ついつい「自分の話だけで完結してしまう授業」になりがちだったのですが、今年の授業は、

白熱教室ばりに、学生さんの考え、思いを引き出す授業にしたい!

と意気込んでいます。

 
 というのも、シラバスに書く、講義の目的の重要な点として、

「法が人を幸せにするか?」

「裁判が人を幸せにするか?」

「人を幸せにするための法、裁判とは何か?」

をみんなで探求する、というようなことを書いてしまったからです。


 既存の制度をなぞるのではなくて、「法が人の幸せにどういう役割を果たすか」を考えながら現代の制度も学んでいく授業を実現したい、と思います。

 「北斗の拳で憲法」もやるつもりです。

 講義にリンクして、(但し大学に迷惑のかからない仕方で)、こちらのブログでも、法と人の幸せを共に考えて頂く記事をいっぱい書いていきたいと思います。

 
       村上英樹(弁護士、神戸シーサイド法律事務所