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 4月1日から、24年ぶり??くらいに基礎英語を聴いています。


 高い月謝を払って英語教室に行く前に、英語勉強するなら、まず、コレでしょう!と私は思います。

 テキスト代だけで、教授料はタダ。とにかく安い!

 おまけに早起きできるきっかけにもなる!


 私の作った格言

「基礎英語録音すべからず」

というのがありまして、基礎英語やラジオ英会話を録音して後で聴いて勉強しよう、という案とか、テープ付(現在はCD付)テキストを買って勉強しよう、という案については、私としては成功した試しがなく、結局、

毎日決まった時間に聴く

寝坊して遅刻したらあきらめて、次の日からまた続ける

のが一番上手くいく、と考えています。

 
 現在の「基礎英語1」は、私が中1のときに聴いた「基礎英語」「続基礎英語」とは、少し構成が異なります。

 例えば、

This is a pen. 

といった感じで、かっちり文法から入っていくのが昔の「基礎英語」だったと記憶していますが、今年の基礎英語は、

4/1はとりあえず「Nice to meet you!」が言えるようにしよう、出来たら、自分の名前と、好きなものもいえたらいうことなし、

といった目標設定で、毎日進んでいく感じです。
 その中で、文法が少しずつちりばめられ、きっと最終的に、「基礎英語1」では中1相当くらい(?)の文法が網羅される、というカリキュラムだと思われます。

 いわゆる「文法中心」英語で育った世代の私は、昔の「基礎英語」のスタイルのほうが馴染みやすいのですが、別に自分の育った環境がベストとは限りませんよね。

 英語圏に出て行くことが昔よりも多くの人にとって現実的なことになった今、こういうスタイルがよい、と考えた「基礎英語」スタッフの発想は、きっと時代に適っているのでしょう。

 とはいえ、会話や実践中心の本文でメインが構成されながら、ある程度、予想されるリスナーの語学力の発達具合に応じて文法も適時に巧くフォローしてゆく、というのは、相当な工夫の要ることだと思います。

 でも!

 私には、近年のNHK教育(Eテレ)などの創意工夫にかける努力は相当なものがあるように見えるので(中には成功していると思われるものも、失敗かな?と思われるものもあるけれど)、今年の「基礎英語」には大いに期待しています。