去年末のブログ記事は,教育基本法中心の法改正問題の内容が多く,たしかに「法律」ですが,「お前はホンマに弁護士として事件をやっとるんか?」という疑いをかけられそうな状況でした。しかし,事件はやっておりましたし,今もやっています。

 さて,私が多く取り扱っている事件の中に,「先物取引被害訴訟」があります。

 「先物取引」だけに限りませんが,①必ず儲かるというような宣伝文句で,いわゆる「投機的取引」に応じるように顧客に勧誘して,顧客からお金を預かり,②預かった後はそのお金を返さずに出来るだけ業者の利益にしようとするタイプの消費者被害を扱う事件です。

 簡単に言えば,「儲け話にのせられて,騙されてお金を出さされて,返ってこない」事件です。詳しくは以前のブログ記事参照してください。http://blog.so-net.ne.jp/h-m-d/2006-05-18

 この手の事件について,最近思うことがあります。