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2021年もお世話になりました [弁護士業について]

 本年も12月28日で仕事納め、あっという間に暮れてしまいました。

 今年は、日常の弁護士業務のほか、法律事務所のDX(デジタルトランスフォーメーション)や、LGBTQと労務などに取り組みました。
 
 2020年に現在の神戸シティ法律事務所に移籍した後は、それ以前よりも、企業法務に関わる割合が増えています。
 その中で思うことを若干。
 企業法務の場合は、トラブル予防の意味合いがある仕事が多く、一見「地味」なのですが実は重要な仕事という感が強いです。
 個人の仕事はやはり「トラブル」が発生した後の「事件」の割合が多いです。
 そうなのですが、私としては、個人相手であれ企業相手であれ、弁護士が果たす役割の根本には変わりがないと思っていて、個人の方にも「予防」法務、転ばぬ先の杖のサービスをもっと提供したいという気持ちがあります。
 また、一方、企業法務といっても、関わる人(担当者)一人一人の人間の感情があって、それもまた生身の人間相手という意味で、個人相手の仕事と変わりません。
 そんなわけで、色々、根っこは同じだと常々思います。

 LGBTQと労務というテーマは、色んな本を読んで考えました。
 講演や発表の機会が何回かありました。
 あらゆる人が職場で自分らしくいることができる、これはこれからの企業体が発展するためにどうしても必要なことです。
 多様性社会に生きるカギは、自分が持っている固定観念からどれだけフリーになれるか、です。

 とにかく今年もまた、多くの方にお世話になり、仕事の機会にも新たな出会いにもたくさん恵まれました。
 関わりのあった全ての方に心より感謝申し上げます。

 そして、来年は、今年の経験を糧に、自分にとって大切な価値をより体現していくという意味で、飛躍の年にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 皆さまよいお年をお迎えください。
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