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2020年4月1日 事務所を移籍しました。 [弁護士業について]

 弁護士になって21年目を迎える2020年4月1日をもって、これまで所属していた神戸シーサイド法律事務所から、弁護士法人神戸シティ法律事務所に移籍しました。

神戸シティ法律事務所 HP
https://www.kobecity-lawoffice.com/

村上のプロフィールページ
https://www.kobecity-lawoffice.com/member/murakami/

 私自身は、社会人になってからはずっと同じ事務所で働いてきたので、転職をすること自体が初めてのことです。
 
 元いた神戸シーサイド法律事務所は本当に素晴らしい環境で、「ボス」弁護士だった故岸本昌己先生、岸本洋子先生、故西山要先生という大先輩に(息子というより孫のように)暖かく指導していただきました。
 いろんな意味でヤンチャでどうしようもなかった20代のころの私に対して、暖かく見守りつつも指導すべきところはきちんと指導し、私のやりたい活動、学びたいことを「何でもやれ」と許してもらえました。
 そのおかげで、様々な経験を積み、平成26年度には兵庫県弁護士会の副会長を務め、仕事でも、大型の民事再生案件や、先物取引・証券被害事件での被害者救済の判決、交通事故の高次脳機能障害案件の判決など、本当にやりがいのある仕事ができました。

 一方で、自分自身の最近の活動、ラジオ番組やロータリークラブ(奉仕団体)などの活動の中で、様々な人々と出会い、特に、神戸、阪神地域を中心に活躍される企業の経営者の方々と話をする機会が増えました。
 これまでと同様、一番大切な「個人」に寄り添いたい気持ちは何も変わりませんが、企業、経営者の方々の一人一人が、もちろん会社の利益は上げなければならないけれども、その基礎に「人々の暮らしを良くしたい、人に幸せを届けたい」という思いで頑張っておられることを沢山実感するようになりました。
 そこで、近年は、それまでの相続、交通事故、消費者問題などの個人の案件のほかに、企業、経営者の方々の法的サポートの仕事の割合を増やしてきました。
 
 そんな中で、縁あって神戸シティ法律事務所に移籍することになりました。
 これまでの事務所、これまでの仕事があり、さまざまな調整が必要なことでしたが、これから自分が力を発揮するとして、それが最も沢山の人々の幸せにつながるようにするためにはどうすれば良いかを考えた結果、当事務所をこれからの仕事の場所と決めました。

 神戸シティ法律事務所所属の弁護士とはこれまでも公私にわたって交流があり、自分がチームの良き一員となって働けるように、気合いが入っているところです。

 依頼者の皆様には、急な異動のために必要書類の手続きや、連絡先の変更など大変お手数をおかけしました。
 今回の移籍を、これまで以上により強く頼っていただける存在になるように活かしていく所存ですので、どうぞこれからもよろしくお願いします。


 
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