コロナ下での弁護士活動 [弁護士業について]
コロナ下での弁護士活動は、今までと色々が全く違っています。
4,5月はほとんどすべての裁判期日が延期になりました。
私の所属する神戸シティ法律事務所は、4月10日から現在も、2班体制で、隔日でテレワークになっています。
家での仕事は、電話を受けて話をしたり、書類を作ったりということはできます。
事務所とスカイプでつないで、毎日会議もやっています(朝礼、事務所内の弁護士会議、打ち合わせなど)。
ただ、外の弁護士と交渉している案件などは、互いに、テレワークだったり、事務所によっては休業していたりして、普段通りには進みにくくなっています。
役所なども出勤人数を減らしているので、手続きにもいつもよりも時間がかかります。
なので、依頼を受けている案件については、どうしてもいつものようなスピードで処理することが難しいです。
これは今は全国どこでもそのようです。
仕事の中でも、たとえば、企業の相談などはスカイプやメールを使って、ほぼ普段通りのスピードで対応できています。
そして、やはりコロナの影響で、特に事業をしている依頼者の方々は普段にない問題に直面しておられます。
従業員の休業やテレワークなどの労務関係もそうですし、やはり、資金繰り・借金の返済などの問題、テナントの家賃の問題などです。
なので、そういう問題の相談を受けることも毎日の内容です。
そして、多くの方に共通の問題が多いので、事務所の弁護士で手分けして、「コロナ対応」の記事を書いたり、動画を作ったりしています。
これも、「早く情報発信するのが命」だということで、急ピッチで原稿を書いたり、動画撮影をしているので、結果として、普段よりもかなり忙しい日々になっています。
夜の外出がないので、会合や飲み会に費やす時間がないので時間が空きそうなのですが、上記のようなことで、普段よりも遅くまで働いているというのがこの4月でした。
奉仕団体(神戸モーニングロータリークラブ)の集まりもコロナでなくなったので、会の幹事を務めている私としては、zoomでのミーティングを立ち上げたりしていました。
自分の弁護士業と関連して、法律家の卵である司法修習生への指導も、外出自粛の影響で、普通に事務所で指導できません。
先日、このブログの記事で「何とかしよう!」という記事を書いた後、神戸の弁護士を中心に、司法修習生向けのzoomセミナーを企画しました。
これは「LAWZOOM」という名前で5月中までは毎週1回、各分野の専門の弁護士が司法修習生向けにzoomで講義を行うというもので、地域の垣根がないことから、第1回は5月1日に行い、「AI法務」(柿沼太一弁護士、ストーリア法律事務所)のセミナーは150名の参加になりました。
司法修習生全体は1500名なので、その1割が参加されたということで、zoomの威力を感じました。
こんな感じで、弁護士業も全く普段とは違い、不便を感じることも多いし、先延ばしした裁判はいったいどうなるのかなど落ち着かない気持ちですが、また一方で、スカイプやzoomを活用した仕事や活動もして、今までにない働き方や広がり、つながりを感じることもあります。
コロナ明けが待ち遠しい気持ち、ただ、これからもしばらくこの状況が続く中での不安や大変だなあと思う気持ち、そんな中で、どの職種も、いつもと同じことができなくても何らかの形で「できること」を探って、互いに助け合う今ですね。
5月も、日々その状況の中で、また新たなことを学びながら、多くの人の役に立てることを探して励んでいこうと思っています。
4,5月はほとんどすべての裁判期日が延期になりました。
私の所属する神戸シティ法律事務所は、4月10日から現在も、2班体制で、隔日でテレワークになっています。
家での仕事は、電話を受けて話をしたり、書類を作ったりということはできます。
事務所とスカイプでつないで、毎日会議もやっています(朝礼、事務所内の弁護士会議、打ち合わせなど)。
ただ、外の弁護士と交渉している案件などは、互いに、テレワークだったり、事務所によっては休業していたりして、普段通りには進みにくくなっています。
役所なども出勤人数を減らしているので、手続きにもいつもよりも時間がかかります。
なので、依頼を受けている案件については、どうしてもいつものようなスピードで処理することが難しいです。
これは今は全国どこでもそのようです。
仕事の中でも、たとえば、企業の相談などはスカイプやメールを使って、ほぼ普段通りのスピードで対応できています。
そして、やはりコロナの影響で、特に事業をしている依頼者の方々は普段にない問題に直面しておられます。
従業員の休業やテレワークなどの労務関係もそうですし、やはり、資金繰り・借金の返済などの問題、テナントの家賃の問題などです。
なので、そういう問題の相談を受けることも毎日の内容です。
そして、多くの方に共通の問題が多いので、事務所の弁護士で手分けして、「コロナ対応」の記事を書いたり、動画を作ったりしています。
これも、「早く情報発信するのが命」だということで、急ピッチで原稿を書いたり、動画撮影をしているので、結果として、普段よりもかなり忙しい日々になっています。
夜の外出がないので、会合や飲み会に費やす時間がないので時間が空きそうなのですが、上記のようなことで、普段よりも遅くまで働いているというのがこの4月でした。
奉仕団体(神戸モーニングロータリークラブ)の集まりもコロナでなくなったので、会の幹事を務めている私としては、zoomでのミーティングを立ち上げたりしていました。
自分の弁護士業と関連して、法律家の卵である司法修習生への指導も、外出自粛の影響で、普通に事務所で指導できません。
先日、このブログの記事で「何とかしよう!」という記事を書いた後、神戸の弁護士を中心に、司法修習生向けのzoomセミナーを企画しました。
これは「LAWZOOM」という名前で5月中までは毎週1回、各分野の専門の弁護士が司法修習生向けにzoomで講義を行うというもので、地域の垣根がないことから、第1回は5月1日に行い、「AI法務」(柿沼太一弁護士、ストーリア法律事務所)のセミナーは150名の参加になりました。
司法修習生全体は1500名なので、その1割が参加されたということで、zoomの威力を感じました。
こんな感じで、弁護士業も全く普段とは違い、不便を感じることも多いし、先延ばしした裁判はいったいどうなるのかなど落ち着かない気持ちですが、また一方で、スカイプやzoomを活用した仕事や活動もして、今までにない働き方や広がり、つながりを感じることもあります。
コロナ明けが待ち遠しい気持ち、ただ、これからもしばらくこの状況が続く中での不安や大変だなあと思う気持ち、そんな中で、どの職種も、いつもと同じことができなくても何らかの形で「できること」を探って、互いに助け合う今ですね。
5月も、日々その状況の中で、また新たなことを学びながら、多くの人の役に立てることを探して励んでいこうと思っています。
2020-05-04 23:25
nice!(4)
コメント(0)
コメント 0