「NEW ELITE ニューエリート」(ピョートル・フェリクス・グジバチ) [読書するなり!]
ブログをなかなか更新できない日々が続きました。
さて,サッカーワールドカップが開幕し,日本は見事なスタートを切りました。
私もにわかにサッカーファンです。
昼からコロンビアコーヒーを飲んで観戦に臨んだ第1戦は,見事に勝利。
セネガル戦は2回のビハインドを執念で追いつきドロー。
1勝1分の勝ち点4は素晴らしいの一言です。
さて,次は第3戦ポーランド戦。決勝トーナメント進出の期待が高まります。
というポーランド戦に備えて,ポーランド出身のピョートルさん著の本を読みました。
グーグルでは,昔ながらの日本の会社勤めとは随分違った働き方で,個々の能力をフルに活かす,今までに無かったものを創造する,という仕事の世界がつくられているようです。
有名大学を出て,有名企業に入って,長時間労働・長い会議…これを何年もやりこなして出世するというのが「昔ながらの日本の会社勤め」イメージでしょうか。
私は,こういう在り方で「しっかり頑張れる」人自体は決して嫌いではないです。ある種の頼もしさは確かにあります。
しかし,この本を読んで,いわば「グーグル流」に近い視点からすれば,「昔ながらの日本の会社勤め」流の弱点は,
とにかくしんどいのに耐えてがんばっているから,それでいいんだ
という一種の「甘え」に繋がりやすい,というところだと思います。
つまり,
・ 仕事をする一日,何時間をかけて,自分は何を産み出したのか?
・ 仕事の大きな目的のために,従来のやり方(長時間会議に全員が出るなど)は合っているのか?
・ もっと早く動けるのではないか?
・ より創造的な在り方の可能性があるのではないか?
など,神経を研ぎ澄ますべきことを,「鈍感力」でスルーしてしまう傾向に陥りやすい弱点があると思います。
もちろん「旧来の日本」流でバリバリ働きながらこれらのことをちゃんと考えて色んなものを創造するビジネスマンもたくさんいますが。
この本は私が仕事をする上で,その姿勢という意味でとても勉強になりました。
第2章は「つねに学び,自分をアップデートする」方法が具体的に書かれています。
第4章「会議・チーム作りはアウトプットから逆算する」では,固定メンバー・全員参加型の会議方法にこだわらず,
「アウトプットに不要なメンバーは会議に呼ばない!」
「会議は1回で全てを終わらせる!」
という実際的なチーム運びや,
「『質の高い質問』から雑談を始めてメンバーの価値観を知る」
という,やや「深い」関係の作り方などが書かれています。
自分を高める,人と協同する,の両方について,とても視野を広げてくれる本でした。
幅広く,ビジネスマン,学生さんにお勧めの1冊です。
さて,サッカーワールドカップが開幕し,日本は見事なスタートを切りました。
私もにわかにサッカーファンです。
昼からコロンビアコーヒーを飲んで観戦に臨んだ第1戦は,見事に勝利。
セネガル戦は2回のビハインドを執念で追いつきドロー。
1勝1分の勝ち点4は素晴らしいの一言です。
さて,次は第3戦ポーランド戦。決勝トーナメント進出の期待が高まります。
というポーランド戦に備えて,ポーランド出身のピョートルさん著の本を読みました。
ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち
- 作者: ピョートル・フェリクス・グジバチ
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2018/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
グーグルでは,昔ながらの日本の会社勤めとは随分違った働き方で,個々の能力をフルに活かす,今までに無かったものを創造する,という仕事の世界がつくられているようです。
有名大学を出て,有名企業に入って,長時間労働・長い会議…これを何年もやりこなして出世するというのが「昔ながらの日本の会社勤め」イメージでしょうか。
私は,こういう在り方で「しっかり頑張れる」人自体は決して嫌いではないです。ある種の頼もしさは確かにあります。
しかし,この本を読んで,いわば「グーグル流」に近い視点からすれば,「昔ながらの日本の会社勤め」流の弱点は,
とにかくしんどいのに耐えてがんばっているから,それでいいんだ
という一種の「甘え」に繋がりやすい,というところだと思います。
つまり,
・ 仕事をする一日,何時間をかけて,自分は何を産み出したのか?
・ 仕事の大きな目的のために,従来のやり方(長時間会議に全員が出るなど)は合っているのか?
・ もっと早く動けるのではないか?
・ より創造的な在り方の可能性があるのではないか?
など,神経を研ぎ澄ますべきことを,「鈍感力」でスルーしてしまう傾向に陥りやすい弱点があると思います。
もちろん「旧来の日本」流でバリバリ働きながらこれらのことをちゃんと考えて色んなものを創造するビジネスマンもたくさんいますが。
この本は私が仕事をする上で,その姿勢という意味でとても勉強になりました。
第2章は「つねに学び,自分をアップデートする」方法が具体的に書かれています。
第4章「会議・チーム作りはアウトプットから逆算する」では,固定メンバー・全員参加型の会議方法にこだわらず,
「アウトプットに不要なメンバーは会議に呼ばない!」
「会議は1回で全てを終わらせる!」
という実際的なチーム運びや,
「『質の高い質問』から雑談を始めてメンバーの価値観を知る」
という,やや「深い」関係の作り方などが書かれています。
自分を高める,人と協同する,の両方について,とても視野を広げてくれる本でした。
幅広く,ビジネスマン,学生さんにお勧めの1冊です。
2018-06-26 12:03
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