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平昌オリンピック [スポーツ!!]

 
[セット品] 2点セット(サザンカCD、A2ポスターカレンダー[SEKAI NO OWARI] )

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  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
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  毎日が大興奮の2週間でした。
 やっぱりテンションが上がりますし,アスリートの姿を観ると,自分自身も真摯にやるべきことに向き合い続けよう,という気になります。

 今回のオリンピックの印象に残ったシーンを。

1 シモン・アマン

 スキージャンプは息が長い選手が多いです。
 レジェンド葛西はいうまでもなく,フィンランドのアホネンも何と2度引退2度復帰で出場していました。
 
 余りに寒かったノーマルヒル,風も不安定で,ジャンパーがスタンバイしてもなかなか飛べない。
 中でも,スイスのシモン・アマン選手は,余りに待たされ,コーチに毛布で擦ってもらいながら待機し,それでもビッグジャンプをしました。
 ソルトレークで金メダルを取ったときは綺麗な童顔で「ハリーポッター」と呼ばれていましたが,それからかなりの年月が経って,大人っぽくなったなあ,と思いました。
 が,寒い中耐えてビッグジャンプして「雄叫び」を上げていた姿は,金メダルを取って他の選手に肩車されて「雄叫び」を挙げていた昔のシモン・アマンをやっぱり思い出し,若いエネルギー健在と思いました。

 心に若さを,姿勢に若さを,自分もいつまでもそうありたい,と思いました。

2 カーリング女子
 
 なんといっても,今回はカーリング女子日本代表が話題をさらいましたね。
 選手にピンマイクをつける放送スタイルが斬新で,声が聞こえるのが面白かったです。

 氷上のチェスといわれますが,確かに,

最後の1投に向けての「布石」は囲碁にも似た感じがし

後攻で1点をとるより,0点でもう一回後攻をとるほうが価値が高いという「期待値」計算で作戦を決めるのは,野球の戦術や,麻雀の捨て牌のときの思考にも似ていたり

マインドスポーツの要素もあって面白いです。

 日本が銅メダルを獲得した3位決定戦のイギリスのラストショットは,石が混み合っているのでリスキーに見えましたが,「1点をとって日本後攻で延長にいった場合にイギリスが勝てる確率(先攻エンドで点を取る=スチールできる確率)」より「ショットに成功して2点取る確率」が高いと考えた攻めの一投なんですね。

 後攻有利というわけですが,しかし,最終エンドでのギリギリの一投がいかにプレッシャーが掛かるか,スウェーデン戦,韓国戦(2回とも)を観てもよく分かりました。

 そのなかで準決勝でラストショットを見事に決めて日本に勝った韓国があっぱれ,というのもよく分かりました。

 ポジティブな雰囲気を大切にして銅メダルをとった日本女子チームは,チームワークの手本のように思えました。拍手!!
 血のにじむような努力をしてきた,してきたからこそ笑顔でいいパフォーマンスを,という心掛け,本当に見習いたいものです。

3 髙木姉妹
 
 私は,髙木美帆選手の研ぎ澄まされた雰囲気に,23歳とは思えない貫禄を感じました。美帆選手が引っ張るパシュートの完勝ぶりは,本当にこれぞ完勝,でした。
 日本チームとしてまさに狙って取った金メダルで,金メダルというのは「狙って取る」ものなのだ,という感じがしました。

 そして,マススタート。
 面白い種目です。
 予選は,何となく「世の中」にも似て,一定ポイントを取ってしまったら後は流しても通過,あるいは,取れていなかったら最後に上位に入ればいい,という色んな通過の仕方があるのが面白い。
 観る分には,レーシングゲームのような楽しさがありますが,しかし,生身の人間が滑っているので実際にはかなり勇気が要るのでしょうね。
 佐藤選手の転倒(巻き込まれ)は本当に気の毒でした。明らかにあれは不可抗力の転倒なので救済がないものか,と思いました。

 髙木菜那選手の完璧なレース運び,ここしかないという場面での仕掛け,前のオランダ選手と後ろの韓国選手を両方とも封じた巧さは見事というほかありませんでした。予選からも,必要な一瞬にパワーを集中させるという「戦い方」が本当にすごかったです。
 美帆選手がマススタートに出たら面白いのにと思ったのですが,ここまで見事な試合運びはきっと菜那選手だからこそ,なのでしょう(美帆選手が,いやそんなの違う,と思っていて,これから両方出てもらえたらどんなに面白いだろう,と思います)。
 
 その他にも,もちろん羽生選手など幾つもの感動がありましたが,私のベスト3を挙げてみました。
 オリンピックが本当に私にとって心の栄養になりました。
 
 オリンピック中継のテーマソングだった「サザンカ」(sekai no owari)を聴きながら,この間の,選手たちの勇姿を思い出す日々です。

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