アスリートの顔~ロンドンオリンピック [スポーツ!!]
日々熱戦が続いていますが、私が、オリンピック中継で元気をもらっているのは
アスリートの顔
です。
日本人がメダル獲得などの活躍をすることはもちろん嬉しいことですが、それは結果。
それよりも、戦っているときの表情に元気をもらっています。
闘志がみなぎっているのですが、それでいて、抑制が効いているアスリートの表情は本当に美しいです。
また、その表情の在り方にも人それぞれあって、それがまた味がある。
私が注目した選手を注目度の順にあげますと、
1 アーチェリー女子 蟹江美貴選手
http://www.mikihouse.co.jp/miki_sports/player/Profile.asp?Pi=31
女子団体で銅メダルを取ったのですが、私が見たのはその試合ではなく、個人で敗退した試合です。
良い試合をしたのですが、強敵選手に敗れました。
しかし、その試合の中でも一貫して、蟹江選手の一射一射のリズム(けっこう早いリズムですが、実に潔い)が変わらず、しかも、命中させたときに柔らかい笑顔が浮かび、緊張の中でゲームを楽しんでいる表情がとても素敵でした。
勝ち負けだけでなく、ゲームそのものへの集中度が高く堪能している姿は、本当に見事でした。
2 卓球女子 石川佳純選手
もうこちらは有名すぎて、サイトなど引用する必要もないでしょう。
団体では銀メダル以上確定、個人では4位の成績でした。
私の注目は、やはり、敗れた試合。3位決定戦のときの、石川選手の表情に注目しました。
これは上手くいかない試合でした。ファーストゲームを惜しくも落としました。これが違っていたら流れがどうなっていたか。
2ゲーム目以降相手の流れになり、流れを引き戻すか?という場面でもなかなか思い通りにならず、どんどん勝利が遠のいてゆくという試合としては辛い試合でした。
石川選手も険しい表情が多くなりましたが、それでも、集中力を必死に維持し、耐え、最後まで闘う石川選手の表情には力をもらいました。
いや、正直、こういうゲームでの選手の表情の方が、私にとっては力になります。
やっぱり、日頃、多くの人がそうでしょうが「物事がトントンと思い通りに行く」ことのほうが少ないのです。
思い通りに行かないことが多い中、それでもやっていかなければならないのです。
そういうとき、流れを引き寄せられないまま負けた試合でも凛として闘っていたアスリートの顔を思い出せば、自分もがんばれる、という気になります。
3 アーチェリー男子 ファンデルフェン選手(オランダ)
誰?ということですが、日本の古川選手(銀メダル)と準決勝を戦い、延長戦の末敗れたオランダ選手です。
サジタリウス??
余りに爽やかな射手だったので、強く印象に残りました。
美顔というのもあるのですが、造形が美しいというのがあるにしても、内面から澄んだものがなければああも爽やかに見えることはないでしょう。
最後本当に惜しいところで敗れはしましたが(私は古川選手を応援していましたが)、最後の一射まで、力の入れ具合も適度な表情が変わらず、高いレベルの集中力を持った選手だと感じました。
と、こう見ると、私にとって、アーチェリーの中継は、たぶん今まであまり見たことがなかったのですが、とても見応えがあったということが分かります。
さて、オリンピック後半戦。
ひきつづき、アスリートたちがどんな表情で闘っていくのか、楽しみです。
村上英樹(弁護士、神戸シーサイド法律事務所)
アスリートの顔
です。
日本人がメダル獲得などの活躍をすることはもちろん嬉しいことですが、それは結果。
それよりも、戦っているときの表情に元気をもらっています。
闘志がみなぎっているのですが、それでいて、抑制が効いているアスリートの表情は本当に美しいです。
また、その表情の在り方にも人それぞれあって、それがまた味がある。
私が注目した選手を注目度の順にあげますと、
1 アーチェリー女子 蟹江美貴選手
http://www.mikihouse.co.jp/miki_sports/player/Profile.asp?Pi=31
女子団体で銅メダルを取ったのですが、私が見たのはその試合ではなく、個人で敗退した試合です。
良い試合をしたのですが、強敵選手に敗れました。
しかし、その試合の中でも一貫して、蟹江選手の一射一射のリズム(けっこう早いリズムですが、実に潔い)が変わらず、しかも、命中させたときに柔らかい笑顔が浮かび、緊張の中でゲームを楽しんでいる表情がとても素敵でした。
勝ち負けだけでなく、ゲームそのものへの集中度が高く堪能している姿は、本当に見事でした。
2 卓球女子 石川佳純選手
もうこちらは有名すぎて、サイトなど引用する必要もないでしょう。
団体では銀メダル以上確定、個人では4位の成績でした。
私の注目は、やはり、敗れた試合。3位決定戦のときの、石川選手の表情に注目しました。
これは上手くいかない試合でした。ファーストゲームを惜しくも落としました。これが違っていたら流れがどうなっていたか。
2ゲーム目以降相手の流れになり、流れを引き戻すか?という場面でもなかなか思い通りにならず、どんどん勝利が遠のいてゆくという試合としては辛い試合でした。
石川選手も険しい表情が多くなりましたが、それでも、集中力を必死に維持し、耐え、最後まで闘う石川選手の表情には力をもらいました。
いや、正直、こういうゲームでの選手の表情の方が、私にとっては力になります。
やっぱり、日頃、多くの人がそうでしょうが「物事がトントンと思い通りに行く」ことのほうが少ないのです。
思い通りに行かないことが多い中、それでもやっていかなければならないのです。
そういうとき、流れを引き寄せられないまま負けた試合でも凛として闘っていたアスリートの顔を思い出せば、自分もがんばれる、という気になります。
3 アーチェリー男子 ファンデルフェン選手(オランダ)
誰?ということですが、日本の古川選手(銀メダル)と準決勝を戦い、延長戦の末敗れたオランダ選手です。
サジタリウス??
余りに爽やかな射手だったので、強く印象に残りました。
美顔というのもあるのですが、造形が美しいというのがあるにしても、内面から澄んだものがなければああも爽やかに見えることはないでしょう。
最後本当に惜しいところで敗れはしましたが(私は古川選手を応援していましたが)、最後の一射まで、力の入れ具合も適度な表情が変わらず、高いレベルの集中力を持った選手だと感じました。
と、こう見ると、私にとって、アーチェリーの中継は、たぶん今まであまり見たことがなかったのですが、とても見応えがあったということが分かります。
さて、オリンピック後半戦。
ひきつづき、アスリートたちがどんな表情で闘っていくのか、楽しみです。
村上英樹(弁護士、神戸シーサイド法律事務所)
2012-08-07 19:36
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