アホネン引退 [スポーツ!!]
スポーツニュース。新聞では、元巨人・現米パイレーツの桑田投手の引退の記事の下らへんに、地味に書いてあったが、私にとってはこっちのほうがビッグニュース。
ヤンネ・アホネン選手引退だ。
冬季オリンピックの花形・スキージャンプの大選手(フィンランド代表)で、長野オリンピックの時、「アホネン」の名を耳にした人も多いはず。
当時活躍したスキージャンプの外国選手には、ほかにも、ビドヘルツル・ソイニネン・ゴルトベルガーなどたくさんの選手がいるのだが、どういうわけか、日本人、特に関西人の記憶には「アホネン」が残っているようだ。
アホネン選手のプロフィールをwikipediaから引用すると
(以下引用)
ヤンネ・アホネン (Janne Petteri Ahonen、1977年5月11日 - ) はフィンランドのスキージャンプ選手。ワールドカップは通算35勝で、2004 - 05年シーズンまで2年連続総合優勝。世界選手権では1997年のノーマルヒルと2005年のラージヒルでともに優勝。しかしオリンピックではその実力を発揮できず、長野オリンピックではノーマルヒル4位、ラージヒル37位、団体5位、ソルトレークシティオリンピックではノーマルヒル4位、ラージヒル9位、団体銀メダル、トリノオリンピックではノーマルヒル6位、ラージヒル9位、団体銀メダルに終わり、オリンピックの個人種目の金メダルは未だにない。
試合後の勝利者インタビュ-などで表情をあまり変えずに応対することから、マスコミからは「鉄仮面の男」とも呼ばれる。しかし、それはジャンプへの人一倍真摯な姿勢の裏返しでもあるともいえる。その反面最愛の息子の話になると饒舌になり、笑顔を見せる。また、オフシーズンはプロのドラッグカーレーサーとしても活動している。
2008年3月26日に現役引退を発表した。(引用終わり)
スキージャンプといえば、日本の船木選手・原田選手・葛西選手らが馴染みであるが、実績はアホネンのほうが上である。
というか、この12年間くらい常にこの競技のトップクラスを張ってきた恐るべきジャンパーである。
長野五輪のころまだ大学生だった私は、本当のあほだったので、アホネンがそれほど偉大な選手だったとは知らず、テレビを見て、「お、『あほちゃいまんねん』が出てきたぞ。」などと失礼な冗談を言っていた。
しかし、長野での日本選手の活躍を機に、その後、NHK衛星で放映していたW杯ジャンプ大会シリーズを毎回見るようになると、アホネンが、「あほちゃいまんねん」どころではなく、どんな悪条件の中でもビッグジャンプを成し遂げる、まさに鳥人であることが分かり、「あほちゃいまんねん」とか言っていた愚かな自分を非常に恥じたのを覚えている。
当時、日本人選手である船木、原田、葛西らを応援していたが、その強敵であるアホネンも、いつしか私の心を捉えていた。
アホネンは、五輪には相性が悪く、個人戦でのメダルを常に逃していたが、いつも私は密かに応援していた。
はじめのころ、もう一つ気になったのは、
「アホネンがどんな顔をしているのか?」
だった。アホネンは、大抵の試合で、吹雪よけというか何というか、フェイスマスク(それも何となく毒ガスマスクのような感じの)をしており、顔が見えなかった。
また、私は短絡的にも、「アホネンはさぞひょうきんな顔をしているのだろう。」などと思っていた。
しかし、ジャンプを飛び終えた後や、表彰台でのアホネンの画像を見ると、マスクを外しており、何ともクールな美男子であるのを見て、これまた私は自身のあさはかさ(「アホネンはさぞひょうきんな顔をしている」との決めつけ)を恥じたのであった。
偉大なるアホネン選手にお疲れ様、ありがとうを言いたい。
そして、長年の闘いの疲れを取って、その後に、願わくば、ここ何年も苦戦が続く日本ジャンプチームのコーチとして日本に来てくれれば、と勝手に希望する。
ヤンネ・アホネン選手引退だ。
冬季オリンピックの花形・スキージャンプの大選手(フィンランド代表)で、長野オリンピックの時、「アホネン」の名を耳にした人も多いはず。
当時活躍したスキージャンプの外国選手には、ほかにも、ビドヘルツル・ソイニネン・ゴルトベルガーなどたくさんの選手がいるのだが、どういうわけか、日本人、特に関西人の記憶には「アホネン」が残っているようだ。
アホネン選手のプロフィールをwikipediaから引用すると
(以下引用)
ヤンネ・アホネン (Janne Petteri Ahonen、1977年5月11日 - ) はフィンランドのスキージャンプ選手。ワールドカップは通算35勝で、2004 - 05年シーズンまで2年連続総合優勝。世界選手権では1997年のノーマルヒルと2005年のラージヒルでともに優勝。しかしオリンピックではその実力を発揮できず、長野オリンピックではノーマルヒル4位、ラージヒル37位、団体5位、ソルトレークシティオリンピックではノーマルヒル4位、ラージヒル9位、団体銀メダル、トリノオリンピックではノーマルヒル6位、ラージヒル9位、団体銀メダルに終わり、オリンピックの個人種目の金メダルは未だにない。
試合後の勝利者インタビュ-などで表情をあまり変えずに応対することから、マスコミからは「鉄仮面の男」とも呼ばれる。しかし、それはジャンプへの人一倍真摯な姿勢の裏返しでもあるともいえる。その反面最愛の息子の話になると饒舌になり、笑顔を見せる。また、オフシーズンはプロのドラッグカーレーサーとしても活動している。
2008年3月26日に現役引退を発表した。(引用終わり)
スキージャンプといえば、日本の船木選手・原田選手・葛西選手らが馴染みであるが、実績はアホネンのほうが上である。
というか、この12年間くらい常にこの競技のトップクラスを張ってきた恐るべきジャンパーである。
長野五輪のころまだ大学生だった私は、本当のあほだったので、アホネンがそれほど偉大な選手だったとは知らず、テレビを見て、「お、『あほちゃいまんねん』が出てきたぞ。」などと失礼な冗談を言っていた。
しかし、長野での日本選手の活躍を機に、その後、NHK衛星で放映していたW杯ジャンプ大会シリーズを毎回見るようになると、アホネンが、「あほちゃいまんねん」どころではなく、どんな悪条件の中でもビッグジャンプを成し遂げる、まさに鳥人であることが分かり、「あほちゃいまんねん」とか言っていた愚かな自分を非常に恥じたのを覚えている。
当時、日本人選手である船木、原田、葛西らを応援していたが、その強敵であるアホネンも、いつしか私の心を捉えていた。
アホネンは、五輪には相性が悪く、個人戦でのメダルを常に逃していたが、いつも私は密かに応援していた。
はじめのころ、もう一つ気になったのは、
「アホネンがどんな顔をしているのか?」
だった。アホネンは、大抵の試合で、吹雪よけというか何というか、フェイスマスク(それも何となく毒ガスマスクのような感じの)をしており、顔が見えなかった。
また、私は短絡的にも、「アホネンはさぞひょうきんな顔をしているのだろう。」などと思っていた。
しかし、ジャンプを飛び終えた後や、表彰台でのアホネンの画像を見ると、マスクを外しており、何ともクールな美男子であるのを見て、これまた私は自身のあさはかさ(「アホネンはさぞひょうきんな顔をしている」との決めつけ)を恥じたのであった。
偉大なるアホネン選手にお疲れ様、ありがとうを言いたい。
そして、長年の闘いの疲れを取って、その後に、願わくば、ここ何年も苦戦が続く日本ジャンプチームのコーチとして日本に来てくれれば、と勝手に希望する。
長く一流の競技選手でいるかたはすごいと思います。
きっと「食」も大事にしてるんでしょうね。
心身の健康が大事ですもの。
by ayu15 (2008-03-27 22:42)
ayuさん
それはそうだと思いますよー 食事の管理とかも、ちゃんとしてないと、長くはやれないでしょう。
by hm (2008-03-28 14:36)
hmさんも長く一流弁護士でいるために「食」は大事にしてくださいね。
by ayu15 (2008-04-03 08:28)
おお、ヤンニ・アホネン!いや〜、強かったっすねえ、彼は。私もジャンプは大好きなんですよ。
しかし、アホネンといいぺテルカといい荻原健司といい、当時世界最強だったにも関わらずオリンピックチャンピオンと縁がないという選手はノルディックにけっこういますよね。
by shira (2008-04-24 20:58)
shiraさん
ありがとうございます。
ジャンプの面白いのは、やっぱりここ一番の風向きとかの条件もあるし、それとちょっとしたきっかけで調子が悪くなったり、急に飛び出したりするところが何とも言えないですよねー。
アホネン・ペテルカのような人もいるのに対し、スイスのアマンみたいに、オリンピックの時に驚異的な活躍をしたりする人もいて。
by hm (2008-05-01 12:53)