川嶋あいの歌声は…日テレ 北朝鮮拉致事件ドラマより [音楽は素晴らしい]
昨日,日テレの北朝鮮拉致被害家族のドラマを見ました。
そのなかで,挿入歌 川嶋あいさんの「もう一つの約束」(?うろおぼえです)が使われていました。
川嶋あいさんは,「I wish」としても活動され,「あいのり」の主題歌を歌っておられました。それが有名ですね。
なんで,あんなに,川嶋あいさんの歌声は,はっきりしていて心地よく,伸びやかで,しかも,切なく響き,涙を誘うのでしょう。
声質としては,少し細めの印象ですが,力強さに欠けることはなく,でも強すぎず,何かに真っ正面から向き合うような,そんな印象を聴いていて受けます。
私の主観的な,勝手な受け止め方としては,
「小さい者が,しっかりと立って,大きな世界に向き合って真っ直ぐ生きていく」
ことを体現する歌声みたいに感じています。
これ以上言葉にするのは難しいのでやめますが,かなり大好きなアーティストの一人です。
昨日も挿入歌が流れる場面では無条件で泣けてきました。日テレ恐るべし。
さて,拉致問題については,安倍内閣において拉致問題担当相が置かれました。これについても色々言われるところではあり,手法として何がいいかはよく分かりませんが,私は,
やはり,北朝鮮の国家による犯罪という,理不尽な理由により家族や故郷と引き離されてしまった人がいて,とても辛い思いをしている人がいる
理不尽な理由で自分の子どもに会えず悲しんでいる人がいる
そういう人が一人でもいる
ということに対して,国が真剣に取り組むことについて大いに賛成です。そして,国民の大多数は自分のことではなくても,そういう人の立場を思いやることが大切なことだと思います。
だから,私は真剣に拉致問題に取り組むという政府の立場は,素直に,積極的に評価されるべきだ,と考えています。
そして,さらに大切なことは,
ひとりひとりを大切にする
という姿勢を拉致問題に限らず,国民に起こってくるあらゆることに,同じ考えで臨んでいただきたい,ということです。
これは,形の上で,国や大企業と対立する立場にある国民であったとしても同じことです。
例えば,薬害エイズ被害者,JR事故被害者,原爆症の人たち,その他色んな理由で恵まれない立場,弱い立場に置かれている人たち…
そんなひとりひとりに,昨日の川嶋あいさんの歌声が応援歌になり,それを社会全体が支えてゆくようになればいいな,とこれまた勝手に思いました。
はじめまして。
いつもブログ楽しみに拝見させていただいています。
今のテンプレートも素敵ですね。
これからも勉強させていただきます。
by kuwa (2006-10-10 01:05)